
エーテル系は結合分子内に―O―を持っており、これはH2O(水)に影響されません。
又エステル系は結合分子内に―COO―を持っており、これはH2O と反応して
―COOH(酸)と―OH(アルコール)に分解されやすいので一般的に耐水性に劣ると
言われてるが、カプロラクトンエステル(―OC-(CH2)5―O ―)を使用すると
従来のエステル系(-HC00― (CH2)4―COOH)よりも耐水性は改善された。
特に湿潤状態がひどくなければ問題なしである。
| 有 機 基 | 分子凝集エネルギー |
| ―O―(エーテル) | 1.00(Kcal/mol) |
| ―COO-(エステル) | 2.90(Kcal/mol) |
有機基の分子凝集エネルギー(Kcal/mol)
例えば硬度90度(ショアーA)のものでは
エーテル系 400~450Kg/cm2
エステル系 450~600Kg/cm2
が目安です。
エステルゴムとエーテルゴムの違いについて教えてください。
1、同じ硬度での摩擦係数の差
2、化学反応熱の差
3、液相から固相へ変わる場合の凝固熱の差
エーテル系のゴム車輪の初期剥離が発生していますが、上記3項の問題であると考えています。エステル系に代えるべきかと苦慮しています。
坂野様
コメント有難うございます。
少し正確を期してお答えしますので、少しお時間下さい。
宜しくお願い致します。
実は金属材料にライニングしていましたが、界面での凝集剥離のようなものが起き、これは収縮歪のせいであるとして注型ではない方法はないかと思案していた次第です。ドイツの鉄道車輪では接着組み込みで事故が起きたのはもう10年以上でしょうか。なかなかゴム材料は難しいです・・・