当社は、ウレタン加工業ですが主な仕事はウレタン注型。
そうです、金型にウレタンを流し込む事を生業にしております。
下の写真のこのカップに一斗缶のウレタン原材料を計量する事から朝は
スタートします。大きいウレタンローラーを製作している同業社様は
ウレタン注型機というモノを利用して、所要のウレタン原材料を計量するのですが
当社は、手のひらサイズのウレタン加工業なので直接、一斗缶からウレタン原材料
を計量します。その際に、何気なくウレタン原材料を計る事は有りません。
そんな事するのは、ど素人がする事で、私達、プロのウレタン注型士はその時に
全神経を集中させます。前にも書きましたが、未だ、寒い気温が低いこの時期
は、まずカップを温めます。それは、ホットコーヒーを飲む時にカップを温めるのと
良く似た感じで、ウレタンの原材料がエアーなく、するするっとカップに流れ計量し
易くするのと、その後行われる脱泡作業がスムーズに行われる様にという気遣いからです。
実は、私は、3日前どうしても朝早く注型作業に取り掛かりたかったのです。
その際、ウレタン原材料を250g×8個計量したかったので、全神経を集中さすと8個中7個が
ぴったり250gで後1個も240gでした。計量に掛かった時間は約3分。
他の事を考えながらこの作業をすると下手すると10分以上掛かる事が有ります。
私達は、このウレタン加工業でご飯を食べてるので、これからも簡単に思える
このウレタン原材料の計量作業にも全神経を集中させて取り組むことを誓います。
そんな当社の誇るべきプロのウレタン注型士に沢山のお仕事を下さい(笑)
宜しくお願い致します(^_^;)
本日出荷の、超特急(中一日)の納期のお仕事のご依頼が有りました。
以前、一度だけお仕事のご依頼を頂いており、その後ウレタンローラーの
お仕事は、他所の会社様にお願いしてたらしいのですが、今回、超特急の納期
でのお仕事依頼と云う事で、担当の製造部長様が、「あっ、確か前一度。神戸の
何とか(リッセイカガクです)という会社に頼んだぞぉ!!」って思いだして頂き
当社にFAXが送られてきました。25日に芯金が当社に着いて、絶対27日に内に欲しいので
頼む!!っと。個数は2個。ウレタン硬度は90度。
芯金が着くと、事務の女性が、現場に回す伝票を書いて、それをまずショットブラスト担当の
人に回り、25日の昼一にはウレタン注型担当の人に回り、ウレタン注型をその日のうちに施し、
加硫炉に入れて帰宅した。一昼夜加硫炉にて熟成させて、ウレタン加工の人に26日の朝には回る。
その後、朝一からウレタン加工を施して、26日の15時過ぎにはお客様に納品出来ました。
納期が一日早く成ったので、お客様からは、新たなウレタンローラーの見積もり用の図面も
頂き、神戸に帰ってきました。
元々、26日、宅急便で出荷に成っていましたが、26日、お客様に直接納品出来たので
お客様も当社も実りのある商談に成りました。有難うございました。お客様にお役立ちできました。
このローラーはイメージです。
会社で回ってる伝票の一部