- 2~3年間、ローラーを酷使してきたのでゴム部分が少しヘタってきたかな!?
- ゴムの表面が劣化して剝がれてきた!ひょっとして加水分解なのかも…!?
- 芯金の部分はまだ使えるけど、コレを再利用して古いゴムローラから新しいゴムローラーに巻き替え(リニューアル)できないかな!?
- ゴムローラーの寿命が短い・・・もっと長く使えるゴムローラーはないかな!?
「ゴム」の場合
合成ゴムの劣化は、主に空気中のO₂と触れ合うことで酸化した結果起こります。最終的には、その空気中のO₂が合成ゴムの中に含まれている他の分子を破壊していき、可塑剤(ゴムを柔らかくする材料)を飛ばしてしまい、合成ゴムが弾性のないただの塊になってしまいます。最終的にはC(炭素)のみ残り、炭化します。
「ウレタンゴム」の場合
主な原因は湿気や水分が引き起こす加水分解による経年劣化や、紫外線による経年劣化です。
ウレタンゴムはもちろん、耐候性には優れており戸外で使用されるケースも多いです。しかし、長年使用すると本来持つウレタンローラーの力強さが発揮できなくなります。
-
新たに製作を依頼する
手間がかかりません。 -
巻き替えするだけなので、
新たに作るより時間が
節約できます。 -
芯金を再利用することで、
大幅にコストが削減できます。
創業55年以上!ウレタンゴム
一筋です!
ウレタンゴムへの愛は
どこにも負けません!
ウレタンゴム加工の立成化学工業所は1969年の創業以来、いろんな合成ゴムの中からウレタンゴムの物性の高さに惹かれ、ウレタンゴムへの愛を注いで研究と実践を重ねてきた会社です。
そんなウレタンゴム愛に溢れた「ウレタンゴムのスペシャリスト」たちが作ったウレタンローラーは、間違いなくお客様に喜んでいただけると思っています。
医療・福祉用・ロボット業界
など様々な分野で
当社のウレタンゴムは使用
されています。
立成化学工業所のウレタンゴム製品はいろんな分野で活躍しています。
材料選定から温度管理まで徹底して研究し、ウレタンゴムにとって何が最適かを常に考えながら仕事をしています。決めたことを守り、守ることを決める!の精神で、現場の社員が真剣に取り組んでいます。
専門の仕上げ・
検査担当者による
万全のチェック体制
立成化学工業所のウレタンゴム製品は、手のひらサイズに特化しており、精密部品を多く扱っています。そのため、検査体制の充実が必須となります。
不適合品は外に出ないよう(完全に0とはいきませんが)、明確な基準を設けて検査・仕上げ体制の充実に努めています。
対応エリアは
全国どこでもOK!
ウレタンゴム加工の立成化学工業所は、2010年からウレタンゴムの専門サイト【ウレタンゴム加工.COM】を稼働させ、全国各地からお問い合わせをいただいております。
これからもサイトをさらに充実させ、全国のお客様にもっとお役立ちできるようにしていきます。
対応エリア
-
北海道・東北
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
-
関東・甲信越
新潟県・栃木県・茨城県・千葉県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・長野県・山梨県
-
北陸・東海
富山県・石川県・福井県・岐阜県・愛知県・静岡県
-
近畿
滋賀県・三重県・京都府・大阪府・奈良県・和歌山県・兵庫県
-
中国・四国
鳥取県・岡山県・島根県・広島県・山口県・香川県・徳島県・愛媛県・高知県
-
九州・沖縄
福岡県・大分県・佐賀県・熊本県・宮崎県・鹿児島・長崎県・沖縄県
ゴムローラーは焼付けという工程により、ゴムが鉄芯にしっかり付いている状態になっています。鉄芯の部分を傷つけないよう細心の注意を払いながら、ゴム部分を剥がしていきます。
剥がす方法は3種類!
【古ゴムを膨潤する方法】
溶剤(MEKやDMF等)に古ゴム付きの芯金を浸し、古ゴムを強制的に膨潤させ古ゴムを剥離させます。
【接着面を破壊する方法】
もともと処理されている接着剤の分子を破壊していきます。そうすることでウレタンゴムと金具の表面の間に使用されている接着剤の効果を削減していきます。熱を加えることでその接着剤の層を破壊していきます。
【古ゴムを強制的に剥がす方法】
古ゴムを汎用旋盤にて剥がしていきます。古ゴムが付いているウレタンローラーをチャックで掴み回転させ、旋盤にセットされたバイト(刃物)を使って剥がしていきます。
当社の基幹業務のウレタンゴムライニングの強度をより高める工程!
ココは侮れない工程です!!
この工程が一番安易に捉えられがちな部分。しかし、我が社は安易な工程とは捉えず他社にはないレベルで重要な工程と捉えています。保管は部屋の温度を一定にし、溶融する際もできるだけ熱履歴を少なくし、原材料自身に優しさを施すことを徹底しております。
注型ウレタンゴム工程にとっては一番の肝の仕事です。ココを疎かにすると後工程でいくら誤魔化しても良い製品は作れません。
ココは職人さんの一番魂の入った工程になります。
※ 古ゴム付きの工程ではありませんが、注型のイメージです。
注型ウレタンゴム工程において職人さんの腕が試される所です。
どこから注型するのがベスト!かを瞬時に判断する必要があります。
職人さんにとっては注型が上手く決まった時は思わず“ガッツポーズ”も出てしまうような充実感があります。
-
加圧
-
プレス
-
金型あり
-
金型なし
脱型とは注型したウレタンゴム製品を金型から抜き取る工程です。なるべく製品に傷が付かないように慎重に進めていきます。
熟成とは、ウレタンゴム製品をより進化させ、物性を安定させる工程です。
12時間、じっくり熟成させます。
この工程は最終仕上げの一つ前になりココまでの工程を無駄にしないよう慎重に行う仕事になります。
ウレタンゴムに適した砥石で正確に削っていきます。
注型の工程で発生したバリを処理して完成品に仕上げる工程です。
97%以上手作業ですので根気が要るハードなお仕事です。
注型ウレタンゴム製品の品質・検査は主に3つになります。お客様の要求する硬度・外観・接着強度を満たしているかです。その要求を満たしていないウレタンゴム製品は外に出さないよう目を光らせて品質・検査を行っております。
こだわりポイント. 01
加工における寸法工程検査の測定を、レーザースキャンマイクロメータ(Φ50㎜程度まで)で測定管理し、お客様の要望される寸法を満たすようにしています。
ご要望により加工品寸法測定データを添付します。
こだわりポイント. 02
ウレタンゴムの加工表面に適した砥石を使用し、表面の粗度に注意しています。
ウレタンゴム注型時のバリなどに関しては、芯金に付着したウレタンゴムも含み、加工・仕上げ工程でお客様のご要望にお応えしております。
-
M・Y 様
業種:板金業当社は板金業を営んでおります。当然金属を扱います。よってその金属の部分に緩衝材ということでゴムの貼付けをお願いされることがあります。
今回はSUSのローラーに耐摩耗性のゴムを巻き付けたいとということになり、ウレタンゴムに白羽の矢が当たりネットで検索しますとウレタンゴム加工.COMのHPに行き当たりました。
エンドユーザー様がゴルフ場で使用される駆動ローラーのご依頼であったため金具持ち込みでウレタンゴムの部分は立成さんにお願いしました。注型ウレタンゴム加工の過程も拝見し安心してお願いできる会社様であることを確認し発注させていただきました。ありがとうございました。
-
T・O様
業種:建設業搬送用のウレタンローラーの研磨のみをお願いしました。
一度お願いしたウレタンローラーの寸法が当方の測定ミスにより再度違う寸法で(大きい径から小さい径にする)お仕事を依頼しました。
一度お願いしたローラーにつき、加工治具なども立成さんにあり研磨のみでスムーズに納品していただきました。ありがとうございました。
次回の巻き替えの時もぜひお願いしたいと考えております。 -
T・N様
業種:材木業とあるメーカーさんの機械に使用されている木工用のカンナロールをお願いしました。
今までは、その木工用のカンナローラーのメーカーさんにカンナロールの巻き替えをお願いしていたのです。
しかし、①納期②価格③対応の面で少し不安がありましたので、立成さんに頼んでみました。
上記の3点で木工機械メーカーさんより条件がよかったので、これからもお願いしようかと考えております
ありがとうございました。
-
お問い合わせ後
お打ち合わせまずは弊社までお電話またはメールでご連絡ください。
具体的な内容を詳細にお伺いいたします。図面があれば拝見いたします。(なくても結構です)
細かいご希望や仕様などをお聞かせください。 -
お見積もり・ご契約
内訳を明確にした上でお見積もりを発行いたします。お見積もりは無料ですのでお気軽にご相談ください。
金型製作を含むお見積もりは少々時間を要する時がございます。ご了承ください。 -
芯金をお預かりし
製作開始正式にご発注いただいたのち、製作にとりかかります。
製作期間はケースによって異なります。ご依頼時にお尋ねください。 -
納品・お支払い
完成品を納入いたします。
詳細な製品データを添付いたしますので併せてご確認いただきます。(1回目のお取り引きの場合、納入後3日以内のお支払いとなります。)基本的に前払いとさせていただきます。(社内の規定により前払いができない場合は担当者にご相談ください。)
ご注文時の注意事項
芯金を発送していただき当社が保管する期間・状態に関して
基本的にお客様からお送りしていただく芯金は、できるだけ負荷が掛からないよう緩衝材などに覆いお送りくださいませ。
到着後、芯金に不備が見られる場合は必ずこちらからご連絡させていただきます。その後の不備の場合は私どもの責任になりますので、遠慮なくお申し付けください。
ローラーに付属する部品に関して
ローラーの金具に付いていますベアリングなどはできる限りこちらで外します。
ただし、ベアリングを外すという工程が入りますので、その点は有償になります。
どうしてもベアリングを外せない場合は着払いで返送いたしますので、お客様の方で外していただいた後、再度お送りください。
-
どれ位の寸法までが対応可能ですか?
・ゴムの外径は小さい場合でΦ20位
・ゴムの外径は大きい場合でΦ250位
(シャフトなどが両端に付いてる場合は例外もあります)です・ゴムの働きの短い場合で20L位
・ゴムの働きの長い場合で250L位
(シャフトなどが両端に付いてる場合は例外もあります)です(単位はmmです)
ただし、必ず当社担当者に可・不可はご確認くださいませ。 -
ウレタンゴムの硬さ(軟らかさ)が分からないのですが…
ウレタンローラーの硬度につきましては、その使用場所や使用条件などをお聴きして、最適なウレタンゴム硬度をご教示させていただきます。
もちろん、最終的な判断はお客様の方にお任せしています。 -
新しいゴムローラーをお願いする場合、芯金も手配していただけますか?
はい。こちらでも芯金の手配もさせていただきます。
ただし、当社はウレタンゴム加工業につき外注様にお願いすることになります。
お見積もりはさせていただきます。納期・価格などを鑑みて、お客様ご自身で判断なさってください。 -
ウレタンゴムがライニングしやすいように、こちらで芯金に加工が必要ですか?
基本的には必要ありません。私どもが芯金を受け入れた時の手順を説明させていただきます。
芯金受け入れ→外観チェック→脱脂→ショットブラスト→洗浄→接着剤塗布
当社で芯金にはショットブラストを施工しますので、ローレット加工などは必要ございません。ご安心ください。 -
1本(個)からでも対応していただけますか?
もちろん、対応可能です。複数本でご注文いただく場合より、1本の価格が高価になる可能性もございます。予めその点をご了承ください。
-
お支払いはどのようになりますか?
お支払いにつきましては、全て現金振り込みにて対応させていただいております。基本的には前入金をお願いしております。
ただし、加工の具合を確かめてからお支払いをされたいお客様につきましては、製品到着後3日以内!にて現金にて振込をお願いいたします。
振込手数料は金額の大小に関わらず、お客様のご負担となりますことをご了承ください。