こちらのお客様は、このHPからご注文を頂いて2度目のご依頼でした。
前回のご注文も確か1本のご依頼でLOTは少ないですが丁寧にやって
頂ける所を探していたという事で2回目もご注文頂きました。
最初の1本は90度でしたが、今回は50度のご注文を頂きました。

写真で見て頂いたら分かるように、金具(シャフト)のある部分しか
ウレタンゴムをライニングしないので、まず付かない部分のマスキング
を考えました。次に、なるべく加工工程を少なくする為にウレタンゴムの
底側(注型面と逆の方)のピッチを決められる治具を作成致しました。
それは、今までなら次の工程の事を深く考えないで注型してましたが
加工工程を社内でするようになっての副産物と言えます。
後工程をいかに楽にするかを皆で一緒に考えています。

ウレタンゴムをライニングした後の工程で溝を入れる部分が
苦労した点です。
硬度が50度というのもあり、焼け付く恐れもありましたが
砥石を充分に吟味して、スピードなども一定にして
研磨工程に当たりました。
このような、小さい精密加工品は本当に得意です。