C面加工とは?
C面加工とは、文字通り角(コーナー)を取るという加工です。
端面がピン角になっていると、他所の部品や機械を傷つけてしまうため、C面加工を行って傷がつきにくくします。
どういう場面で使われますか?
C面加工をすることによって、ウレタンローラ等の端面がピン角にならずに緩やかになり、他の製品と接触する場面には緩衝役として大いに役立ちます。
ウレタンローラーの硬度が高めの場合はC面加工をすることをお勧めしますが、硬度が低めの場合はそもそも傷がつきにくいため、C面加工は不要なケースが多いです。
加工方法
汎用旋盤にバイトをセットして、角度(C面)を付ける作業が主です。
また、砥石を使いC面を取ることもあります。その場合は、砥石にC面が元々取られており、エアーを使い砥石を接近させてC面を取っていきます。