R加工とは?
R加工は、コーナーを丸く安全にする加工です。
ウレタンローラーやウレタンゴムライニング製品等のコーナーを丸くすると、もしウレタンゴムが何かに緩衝しても安全ですし、傷をつけることがありません。
R加工の大きさは、Rという単位で表現されます。R5の場合、5㎜のRを取るということになります。(直径ではなく、半径5㎜なのでお気をつけください)
R加工が角を丸くするのに対し、C加工は単純に角を斜めに落とすだけの加工となります。
R加工の方が安全性は高くなりますが、その分作業の難易度は上がり、価格も高くなってしまいます。必要性に応じて使い分けていただければと思います。
どういう場面で使われますか?
R加工は、特にローラー等に用いることが多い加工となります。
ウレタンローラーの場合、搬送物を上手くそのRで送る様にする効果もあると言われています。
何回も搬送を繰り返すゴムローラーには耐摩耗性抜群のウレタンゴムが最適です。
加工方法
R砥石という特殊な砥石を用いて削ります。
切削物を回しながらその砥石を近づけていき、Rを取っていきます。