粉体・粒体のスクレーパーとして他のゴムを使用されていました。
しかし、粉体などがかなりの頻度で接触するため日が経つにつれて
ゴムが蔕ってきました。そこで、耐摩耗性抜群のウレタンゴムにしよう
という事になりましたが、ウレタンゴムでも蔕ってくるのを防ぐ事は
出来ませんでした。

まず、ウレタンゴムのよく粒体等が当る部分をどう強化するすべきかを
お客さんからご指示いただきました。
そこで、ウレタンゴムでも一番磨耗力のある物を選ぶのかという事になりましたが、
それだけでは不十分と云う事で、他の材質で強化すると云う結論に達しました。
へら絞りされている金具になりました。

今回は、接着加工ですので金具が外れないのかと云う心配がありましたが
、ウレタンゴムに掛かる力が横から当る力になりますので影響は無かったように
思えます。
試作では、接着加工ですが量産ではウレタンゴムの焼付け加工になりますので
接着力が増すようになります。