こちらのお客様もまず納期がない！とおっしゃっていました。
金型は作れる余裕はないと。又、耐摩耗性が良くて金型なしで
SUSやアルミにライニング出来るものはないですか！？
と云うことで液状の注型ウレタンゴムの専門会社である当社に
白羽の矢が立ちました。

当然、金型無しですると云うことなので作業者の人の
センスが出てきます。
金型無しのウレタンゴムライニングの場合、最終的には
図面通りのモノを作ることが出来れば方法はどういう方法
でも構わないんです。
当社のベテランの作業者さんはそのセンスが抜群で色んな
アイデアの中から最速のやり方を見つけることが出来ます。

今回は5種類あったのと、微妙に大きさが違ったりするので
あり合わせの型も5種類用意しなければ成らなかったです。
また、金具にねじ穴が開いているのもあったので、そこに
ウレタンゴムが流れ込まないように工夫もしました。
やってみると、「何だ！そんな事かぁ～…」と思われがちですが
何も無いところから考えるのはやはりセンスと経験が必要です。
そんなよいセンスを持っている社員さんが当社には沢山います。