実際にお客様が、SUSの支持筒を社内でショットするための
マスキング用の治具として入用だったみたいです。
ウレタンゴムの特性として、耐摩耗性が良いという事で
ブラスト用の治具に利用されることが多いです。

ブラストをする対象物がSUSという事で、どのような
材料(硬度が同じでもエーテル・エステルがある）を
使用するか決定します。
一般的な磨耗性を考えるならエーテル系、機械的強度
を上げたいならエステル系にしています。

図面に結構厳しく公差が書いて頂いていたので、
切削にかかる前に再度確認致しましたが、実は
それでも寸法の読み違えで内径を間違えてしまいました。
次の日にすぐ対応させて頂いたので、お客様には何とか
迷惑をかけない位にすみましたが、次回からは寸法の
見にくいところは営業が大きい字で寸法の数字を書いてあげると
いう事を工程管理の一部に書き加えました。