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- 雌用送りローラー硬度55度 Φ72.7×Φ63×30W
雌用送りローラー硬度55度 Φ72.7×Φ63×30W
雌用送りローラー硬度55度 Φ72.7×Φ63×30W
注型(金型無し)+研磨・研削加工
1週間~10日間
お客様が困っていた点
コチラのお客様は当社とWIN-WINの関係であります。
そうです。売上(納品)もあれば支払い(仕入れ)もある非常に良好な関係の
お客様です。
私どもウレタンゴム加工の立成化学工業所が仕入れさせて頂いているのは
金具(鉄芯)で、主に其処にウレタンゴムをライニングするので非常に助かっております。
其処で話していくうちに、お客様のお客様が金具(鉄芯)に偶にライニングする事がある!
のが発覚しました。
そう言えば、ウレタンゴムライニングは立成さんがしてる!!っという事を思い出して頂き、
この様に自社(コチラのお客様)が製作された金具(鉄芯)のローラーのウレタンゴム部分のみを
お願いされるようになりました。
製作のポイント
このウレタンゴムライニングのミソは縦のウレタンゴムの働きの部分の真ん中に開いている
穴加工をどうするか!?ですよね。
私どもは53年ウレタンゴムの液状注型しかして来ませんでしたので、他の合成ゴムの製作方法は
分かりません。故に、この製法がゴムライニングの常識かどうか定かではありませんが
ウレタンゴムを注型する際に、元々の注型治具の所から工夫を施しております。
要するに、最初から芯金に開いた穴の所に注型治具の丸棒を挿してそのまま液状ウレタンゴムを
成型(注型)致します。そうすると脱型した時に既にウレタンゴムの部分にも穴が開いている
状態になります。
コレがウレタンゴムの液状注型の特徴と言えるかもしてませんね。
苦労した点
この様に芯金に開いている穴に注型治具の丸棒を挿して注型する場合に気を付ける事は
芯金の穴に液状注型ウレタンゴムが流れ込まない事!又、其処から出て来る
エアー(気泡)に気を付ける事!ですね。
しかし、当社の液状注型ウレタンゴムの職人さんは其れを上手く工夫して、流れ込まない!
エアー(気泡)を出さない!ように見事に注型(成型)を行ってくれます。
天晴れ(アッパレ)です!!