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- ウレタンローラー 硬度90度 Φ85
ウレタンローラー 硬度90度 Φ85
ウレタンローラー 硬度90度 Φ85
注型(金型無し)+研磨・研削加工
1週間~10日間
お客様が困っていた点
コチラのお客様は以前からお仕事依頼を下さっていて、お仕事させて頂くのは初めてではございません。
ウチのHPもよく見て下さっていて、この様な形状(大きさ)なら出来るかな!?と言ってくださり
古ゴム(ウレタンゴム)付きのウレタンローラーを送って下さいました。
こういった、金具(芯金)を再利用する古ゴム付きのウレタンローラーの巻き替えは
当社と致しましては、どんどんさせて頂きたいお仕事の内容ですのでとても有難いですね。
製作のポイント
先ずは、古ゴムつきウレタンローラーのゴムを除去する事から始めました。
古ゴムを除去する方法は以下の3通りがウレタンゴム業界では定説と言われております。
①旋盤などで強制的に古ゴムを除去する(バイトで捲る)
②溶剤などでゴムを膨潤させて金具(鉄芯)から分離させる
③古ゴムに熱を加える(ウレタンゴムの化学的組成を破壊する)
今回は②のウレタンゴムの古ゴムを膨潤させて除去しました。古ゴムがついた状態が
しっかり付いているのではなく、既に鉄芯に古ゴムが付いてるのが危うい状態でしたので
安全な②を選びました。
私共は古ゴムを削る時は、スピード(納期)と安全性を考えて、ベストな除去する方法を選択致します。
苦労した点
私共の手のひらサイズのウレタンゴム加工業の場合から考えますと、少し大きめの
サイズですので、注型のパート(部分)も研削・研磨のパート(部分)も少し不慣れな部分
がある事は否めません。
しかし、ウレタンゴムの硬度的には、硬度90度という注型も加工も両方のパート(部分)
に置いては作業しやすかったので、その様な硬度でご依頼頂きましたお客様には感謝しか
ございません。
但し、当社の場合下(柔らかい)のウレタンゴム硬度は20度位~上(硬い)のウレタンゴム硬度は
98度位迄取り扱っておりますので安心してお仕事をご依頼くださいませ。