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キャプスタン用ローラー
キャプスタンウレタンゴムローラー 硬度70度 Φ90
注型(金型無し)+研磨・研削加工
1週間~10日間
お客様が困っていた点
コチラのお客様もウレタンゴム加工.COMのホームページが出会いでした。もう4~5年前位から
お取引があり定期的にお仕事を出して下さり、コチラの方が本当に感謝しきれないお客様です。
恐らく今回は、お客様は納期の面を困っておられたみたいです。拠って、当社の営業担当と
現場で打ち合わせをして、お客様の納期に出来るだけ素早く対応しようという成型(注型)方法を
提案させて頂きました。
製作のポイント
写真を見て頂きますと、金具(鉄芯)の両サイドは一方は穴が開いておりもう一方は
シャフトが出ている状態になっております。
其れにより、成型(注型)方法を以下の様に選定させて頂きました。
①シャフトの方を注型の底型にして上型はその底の端面にスポッと入る
ワッパにしました。
②外径研磨は時間を要するので、金型でウレタンゴムの外径寸法が決まる
様にしました。(外径公差が厳しくなかった為)
③注型面だけがウレタンゴムの働き(シャフトの長さ)より上に来るように
設計したため注型面は旋盤でカットする様にしました。
苦労した点
①金型にもの凄く費用を掛けてしたモノではなかったので、金具(鉄芯)との嵌め合い公差が
緩くなるため、金型に金具(鉄芯)をセットするのに多少時間を要した。
②ウレタンゴムの外径を研磨しない為、注型する時のエアーが出るのを一番警戒して
仕事にあたった。
③注型面カットも上手くカット治具が金具(鉄芯)にしっくり来るように製作する必要が
あった。
しかしながら、こういったウレタンゴムローラーは我が社が得意とするところなので
この様なお仕事を頂けると本当にやりがいがあるので嬉しいです。