以前もこの実績の所で紹介させて頂きました。お客様は自社の工場で使用する
ローラーを探しておられました。

最初は当社の生業でありますウレタンゴムで見積もりをさせて頂きました。

しかし、少し高価になるという事で摩耗性としては少し劣るNBRで巻き直しに
なりました。

以前と同じ製作方法ですので敢えてこの点については書きません。

しかし、今回はお客様から頂いた手書きの図面を元に製作するのは
少し大変みたいでしたので出来上がった製品を元に図面化をする事
にしました。

①先ずは３Dスキャナで製品の寸法を測定する
②簡易計測でNBRローラーの働き(長さ)などを計測する
③断面計測でNBRローラーのテーパー部分の外径を測定する

①NBRローラーの３Dスキャンは少し手馴れて来て上手く撮りこむ事が
　出来ました。
②簡易計測ではNBRローラーの高さ(働き)などは簡易に計測は可能でした
　しかし、NBRローラーの外径部分のテーパーの計測が難易度高かったです
③断面計測ではNBRローラーがテーパーになっている部分が計測出来て
　一番大きい外径はΦ104、一番小さい外径はΦ102という事が図面上で
　分かりました。


３Dスキャナー取り込みはとても正確です。