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エンジマウントのリバースエンジニアリングの達成!
商品名
エンジンマウント
加工
3Dスキャンから3Dプリンターにて造形
製作期間
11時間08分
お客様が困っていた点
コチラは以前、お客様からエンジンマウントのご依頼をお受けした事があるモノ
をリバースエンジニアリングしてみようと社内で取り組んだ事例です。
お客様が困った点という訳ではなく、コレからお客様が困るであろう事を
事前に察知して自社で出来る事を増やして行こうと試みました。
実際、製作(造形)に関わった私の困った点を次章でお話しさせて頂きます。
製作のポイント
困った点(製作のポイント)は3つです
①上記の写真で左に移っている元のエンジンマウントを3Dスキャンで測定した時に上手く
上下を合成出来なかなった(完全に3Dデータにはならなかった)
②3Dスキャンしたデータを上手く3DCADデータに落とし込めなかった
③3DプリンターにするデータのSTLデータは現物と少し差異がみられました
①上下の合成は、色んな視点から現物のモノを捉える事により成功した
②3DCADデータに落とし込む事はこの3Dスキャンのデータでは正確には無理
なので、3DCADのデザインの中で私自身が修正を加えました
③STLデータのそのまま3Dプリンターに落とし込むとキケンなので3DCAD
データ上で修正を加えました。
苦労した点
最終的に、データを3Dプリンターに送り込む事が出来、3Dプリンターで
完全にエンジンマウントのリバースエンジニアリング出来たのは
当社にとっても新しい事業の光明が差す結果になりました。
コレからも色々と取り組んで行こうと決意しました。