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ウレタンローラー巻替えの巻!!
ウレタンローラー 45度品
注型(金型無し)+研磨・研削加工
1週間~10日間
お客様が困っていた点
お客様はコチラのウレタンローラーの巻き替えをしてくれる業者を
探しておられました。
その際に、モノはあるけど寸法を測定する治具
もなければ、硬度を測定する硬度計もないので、モノを送りさえすれば
同じモノを製作してくれる(巻き替えてくれる)工場(コウバ)が見つかってホッとされていました。
製作のポイント
先ずは、送られてきた実物を測定することから始めました。当社には当然ですが、
ウレタンローラーの硬度を測定する硬度計もございます。
又、実際の寸法も2024年8月に導入したキーエンス様製の3Dスキャナーにて
スキャンをして寸法を正確に測定しました。
ウレタンローラーの硬度と寸法を測定してから見積もりに取り掛かります。
又、注型治具や加工の治具も其処から探し始めるという感じです。
自社持ちの治具でこのウレタンローラーの注型や加工の治具にピッタリ当てはまる
モノが無ければ治具を作り始める所からスタートですね。
苦労した点
①寸法測定
②ゴム剥がし
③研磨工程
この3つが苦労しました。
①寸法測定の所では、ウレタンゴムの外径や幅はスグ測定出来たのです。しかし、ウレタンゴムと芯金の境が
スキャンデータでは読み取る事が難しく。平面計測や断面計測にてウレタンゴムが未だ付いている
状態で芯金の外径が測定する事が出来ました。
②ウレタンゴムがかなり劣化していましたので、旋盤でむしり取るにはバイトが上手く機能せず、溶剤にて
ウレタンを膨潤させてウレタンゴム剥がしをする事にしました。
③研磨工程では、当社の手のひらサイズのウレタンゴム加工というキャッチコピーのウレタンローラーより
少し大きめなのでいつもよりも慎重度合が増しました。