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2019.03.11ウレタンゴムは熱には弱いんです!!シリコンゴムとの違いも調査

当社ウレタンゴム加工の立成化学工業所は注型ウレタンゴム加工を生業にして
50年が経過しました。

 

ただ愚直に注型ウレタンゴム加工だけに特化して商売を50年行ってきました
ので、注型ウレタンゴム加工に関しては他社に負けない、経験や知識があると
考えています。

 

そのお陰で当社立成化学工業所のホームページウレタンゴム加工.COMには
色んなお問合せを頂いております。

 

今回のお客様からのご質問はウレタンゴムの耐熱についてでした。

 

 

コチラのホームページに来られる皆さまは、ウレタンゴムに何を求められ
ていますか?おそらく、ウレタンゴムに一番に求められておられるのは
耐摩耗性だと私の肌感覚ではそう思っています。

 

私達ウレタンゴム屋も、ウレタンゴムの物性の中で一番に打ち出していき
たいのがウレタンゴムの耐摩耗性ですね。

 

それは何故か?その答えは。。。耐摩耗性がウレタンゴムの一番の長所だからです。

では、逆にウレタンゴムをお使いになる時に一番ネックになっているのは何でしょうか?

 

ウレタンゴム加工品が湿気のある所に放置されてたり、水そのものをウレタンゴムの
表面に掛かり加水分解をおこしウレタンゴム加工品が最終的に固体から液体に返る事
ではないでしょうか。

 

よって、お客様がよくウレタンゴムの事でお調べになるキーワードを大きく分けますと
下記の3つになると想像されます。

 

  1. エーテル系
  2. エステル系
  3. 加水分解

 

この3つのキーワードはよくウレタンゴムで検索されるキーワードですね。しかし、
敢えて今回のブログはウレタンゴムの耐熱性についてお話ししていきたいと存じます。

 

注型ウレタンゴムの耐熱性は?

 

 

ウレタンゴムの耐熱性は常時80℃以上に成ると、ウレタンゴムの組成が破壊されて
溶けてくると言われています。例えば、ウレタンゴムローラーを使用する時等は
常時60℃で1時間に数回80℃に達する場合は使用できるとされています。

 

 

  • 耐熱限界温度・・・100℃
  • 耐熱安全温度・・・80℃

 

何故、ウレタンゴムが耐熱性に優れていないのかと申しますと。それは、ウレタンゴム
の組成の構造の主鎖に二重結合が入っていないと言われてるからです。

 

但し、何故主鎖に二重結合が入っていないと耐熱性優れていないのかというのが、私自身
分かっておりません。申し訳ございません。これからもっともっとウレタンゴムの事を勉強して
このホームページでアップしていきたいと存じます。

 

ウレタンゴムの短所は?

 

ウレタンゴムの短所はずばり熱に弱いというのが有ります。ウレタンゴムは熱に弱いのです。

 

その点シリコンは耐熱性に優れており電気ポット(現在はティファールさん?)のパッキンなど
にシリコンゴムパッキンが使用されています。その代わりにシリコンゴムは裂くい(裂けやすい)
と言われています。

 

シリコンゴムをちぎろうとすると。。。

  • するめを手でちぎるみたいに
  • カニカマを手でちぎるみたいに
  • トーストを手でちぎるみたいに

 

シリコンゴムはそんな感じで裂くい感じですね。その点、ウレタンゴムは確かにシリコンゴムより
耐熱性は劣ります。

 

しかし、ウレタンゴムはなかなか粘っこい感じで裂けにくいゴムです。ゴムの物性的には引き裂け・
引張強度は合成ゴムの中では一番だと言われています。

 

まとめ

 

今回は、ウレタンゴムの耐熱性や引き裂け・引張強度についてお話しさせて頂きました。

 

ウレタンゴムは純ゴム配合の合成ゴムです。よって、非常に抗張力などには強いのです。
そんな長所も短所も持ち合わせているウレタンゴムです。

 

貴方様の身の回りの品物にも大変重宝されています。

一度、こちらのホームページからウレタンゴムのお問合せを頂ければウレタンゴムの事ならなんでもお答えいたします。
(分かる範囲で。。。笑)

ぜひ、ご連絡をお待ちしています。長文をお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

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