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2020.12.24ウレタンゴム原材料の熱履歴についての考察!!

当社立成化学工業所は
ウレタンゴム加工販売を51年行って
きましたので

注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると
考えています。


ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は
3社に相見積もりを取ってくださいませ。


ただし、その一つに
創業51年ウレタンゴム一筋の立成化学工業所
を加えて下さいませ。

 

 

当社はウレタンゴムの原材料を
仕入れさせて頂き

その原材料を元に
注型して研磨・研削加工をして
お客様にお届けしております。

よって
そのウレタンゴムの原材料を
ぞんざいに扱いますと
最終ウレタンゴム加工品に
悪影響を及ぼしますので


慎重にウレタンゴム原材料は
扱っております

 

その中でも
気にしている事は


  1. 温度
  2. 湿度
  3. 熱履歴

 

 

この3つは
嫌と言うほど意識をします。

 

今回は
ウレタンゴム原材料の
熱履歴についてお伝え致します

 

ちなみに熱履歴の意味は

材料が受けた温度変化
の履歴
のこと。



 

プラスチックの物性は成形時の温度や冷却スピード
、材料の再利用、使用環境温度などといった
熱履歴
に大きな影響を受ける。

そのため、プラスチック製品の品質安定化のためには、
熱履歴を管理することが非常に重要である。

 

上記の様に


プラスチック(樹脂)の成型に
大きな影響がある。

という事は
勿論当社が扱っております
キャスタブルウレタンゴムにも
大きな影響がある事は間違いない
ですね。

 


(キャスタブルウレタンゴムの成型は
コレに似ています)


よって
いかに熱履歴を少なく済ますかを
常に考えております。


本日
何故こういう事をブログに書くか
と申しますと


一昨日
社員さんに
「社長、ウレタンゴム原材料の熱履歴に
 ついて少し納得行かないので
 教えて貰いますか?」

 

と言われましたので
このブログを書いております。

 

当社の場合
ウレタンゴムの原材料の
一斗缶からダイレクトに
計量致します。

 

他のウレタンゴムメーカー様
はひょっとしたら
自動注型機を使用して
其処から計量して注型まで
行うのかもしれません

 

私どものウレタンゴム加工の
ビジネスモデル

 

手のひらサイズの
ウレタンゴム加工の場合


自動注型機を使用する程
一度で使用するウレタンゴム原材料
は多く計量しません

 

よって
一斗缶からダイレクトに
計量して
注型作業に入ります

 

その場合の熱履歴を
考えました

アバウトに考えるのは
何の解決にもなりませんので
数値で判断する事に。。。

「ニュートンの冷却の法則」
に従い考察してみました。

 

その際に必要な数値は

  1. 庫内(オーブン)の温度
  2. 外気(工場内)の温度
  3. 経過(原材料に加温した)時間

 

です。

 

そこから導き出した数値で
ウレタンゴム原材料に最適な
温度と加温時間を決定いたしました

 

その旨を
社員さんに説明しますと

「やはり数値で説明されると
 分かり易いですね。。。」

 

っと納得して頂きました。

 

どうして
ここまでウレタンゴム原材料
を大切にするのか?と言いますと

 

やはり
会社の理念に則っているからだと
言えます

 

 

 

 

コレですね。
やはり。。。


日々精進していきます

 

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