- ウレタンゴム加工.com
- 新着情報&ブログ
- ウレタンゴムについて
- ウレタンゴム原料の工程にとっての注意
2010.07.03ウレタンゴム原料の工程にとっての注意
ウレタンゴム加工にとって大切な事は次の3つであります。
①湿気の影響
②熱の影響
③配合の影響
今回は②熱の影響 について考察したいと思います。
原材料というのは当然、一斗缶で入荷されてきて(そのときは固体)
でそれを溶融して液状にして原料を計量いたします。
溶融する時には熱をかけますのでその温度が高すぎると当然かなり
溶融して18㎏(一斗缶)が殆んどさらさら状態になり、作業をするもの
はウレタンゴム原料を計量しやすくなります。
但し、何でもそうだと思いますが、酸素に触れたり熱を過度に掛け過ぎると
そのもの自体は劣化していきます。
ウレタンゴム原料も熱をかけすぎたり、熱を掛ける回数が多くなるに従って
ウレタンゴム原料自体はどんどん劣化していきます。
因みに、ウレタン業界では熱を掛ける回数が多い事を熱履歴が多いと
言います(普通ですかね)
又、ウレタンゴム原料と硬化剤(MOCA)を攪拌する前にもお互いの温度と
云うのが非常に重要になってきます。
そこで、今まではこの温度を作業者の皮膚感覚(人肌お温度?)に任せて
いましたが、数値化で一定にするようにしました。
作業者によってバラつきが無く、作業を標準化することによって不適合品比率を下げ
お客様の納期・価格にお応えするためです。
これも、月1回の会議の提案から生まれたものです。
- 畠中 浩
匿名様
コメントありがとうございます。
> #90=硬度90=90A でしょうか?
正解です。宜しくお願いします。
- 匿名
#90=硬度90=90A でしょうか?
- risseiadmin
株式会社前田様
コメントありがとうございます。
軸部がSSという事なら、ウレタンゴム部のみの巻替えで充分かと思われます。
宜しくお願い致します。写真か簡単なマンガ図でも送って頂ければ見積もり
をさせて頂きます。
mail info@rissei-kagaku.co.jp FAX 078-927-5114
です。 - ブルーイングテクノロジー株式会社
お世話になります。 ブルーイングテクノロジー(株)前田と申します。
・今回外国製のターンテーブルで使用されていますローラーを交換しようかと思っています。
外径130φ、厚み40mm、内径25φ 軸部材質:SS ゴム材質:ウレタン
摩耗により外径が120φ程度になっているので交換したいのですが
こちら沖縄県を考慮した上で、全部新規 OR ゴム部のみ巻き替えがいいのかわかりません。
御検討宜しくお願い致します。 - risseiadmin
スズキ様
コメントありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありません。
同等品の製作になると思われます。順序と致しましては以下の様になります。
スズキ様のお持ちのエンジンマウントを送付して頂く
↓
状態を見て製作可能かどうか判断(製作不可の場合ご返送させていただきます。)
↓
製作可の場合 見積もり返答
↓
見積もりでOKの場合
↓
①ゴム型製作(スズキ様のエンジンマウントを基準にして)
↓
②スズキ様のエンジンマウントを解体
↓
③スズキ様のエンジンマウントの金具の部分をゴム型に
セットして出来た空間(元々ゴム部だった所)に液状の
注型ウレタンゴムの原材料を注型する。
↓
④ゴム型から製品を取り出し後工程(仕上げ)を施す
↓
⑤出荷概算見積もりです
ゴム型製作費 @30,000~40,000
エンジンマウント製作1対(2個)@50,000~60,000
位です。スズキ様のエンジンマウント現状により
見積もり金額は上下致します。
ご検討のほどよろしくお願いします。立成化学 畠中
コメントをどうぞ