当社立成化学工業所は
ウレタンゴム加工販売を５０年行ってきましたので

 

注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると
考えています。

 

ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は
３社に相見積もりを取ってくださいませ。

 

ただし、その一つに
創業51年ウレタンゴム一筋の立成化学工業所
を加えて下さいませ。

 

 

さて。。。
今回のお仕事のご依頼は


キャスターのお仕事です。


勿論
キャスターと言っても


ニュースキャスター(笑)
ではなく

 

キャリーバック(スーツケース)
の下に付いてるコロコロですね.

 

 

 

 

この様なお仕事って
当社にとって一番力を
発揮できる製品ですね

 

1. 外径も手のひらサイズです
2. 高さ(ウレタンゴムの働きの部分)も
   手のひらイズ
3. 硬度・色とも当社の加工範囲内

 

 

本当に
このホームページに投稿しています
色んな製品の


オーソドックス版
と言っても良いのではないでしょうか

 

 

 

 

本当は２０２０年夏は
東京オリンピックイヤーでした


ので

 

ウレタンゴムキャスターにて
五輪(オリンピック)マークを
彩ってみました

 

 

 

 

• ウレタンゴム９０度
• 黒色
• R加工

 

 

この条件で一番良い
ウレタンゴムを選択してみました

 

当社は
ウレタンゴムにはトコトン
拘っております。

 

特に

 

1. 熱
2. 水分
3. 履歴

 

には拘っております。

 

 

①熱

 

この熱というのは温度ですね。
当社のウレタンゴム加工方法は

熱硬化型ウレタンゴム加工です
ので


熱を如何に掛けるか
熱を如何に掛けないか

 

の

 

攻防戦と言っても過言では
ありません。

 

必要な所には熱を掛けて
必要で無い所には熱を掛けないのです

 

 

其れが大切なのです。

 

②水分

この水分は
二つに分けますと

 

1. 湿度
2. H2O自体

 

に分けれるのではないか
と考えます

 

ウレタンゴムに湿度が大敵なのは
言うまでも無い事です

 

が

 

当社のウレタンゴムライニングの
肝であります

 

ショットブラスト処理の
接着処理にも

 

湿度による弊害を及ぼします

 

 

接着剤塗布は
当社の場合二通りありまして

 

• 手塗による接着剤塗布
• スプレーによる接着剤塗布

 

 

二番目の
スプレーによる接着剤塗布が
特に湿度が影響を与えます

 

 

スプレーになるのですから
噴射式で接着剤を塗布しますよね

 

その場合
湿度が高いと水分と共に
接着剤を塗布してしまいます

 

 

そうすると
鉄芯に余計な水分が
含み

 

ウレタンゴムライニングの
接着阻害の一因になります。

 

その為
湿度が５０％を超えていると


ウレタンゴムライニングにおける
ショットブラスト及び
接着剤処理は行わないように


しております。

 

③履歴

 

これは勿論
携帯の発信履歴とか
着信履歴とかではなく

 

 

ウレタンゴムの原材料の
熱履歴をいいます。

 

熱を何度ウレタンゴム原材料に
掛けたか？という事になります

 

その回数によって
ウレタンゴム原材料の鮮度が変わってきます

 

当社如何にフレッシュな
ウレタンゴム原材料を使用するかを

考えております

 

 

今回のウレタンゴムのキャスターの
お仕事については

 

この３つを基本ベースに
置きながら

 

製作に当たりました

 

お仕事のご依頼ありがとうございました。