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2021.07.07ウレタンゴム加工における温度と湿度の重要性:環境条件との関連性!!
当社立成化学工業所はウレタンゴム加工販売を51年行って
きましたので注型ウレタンゴム加工に関しては他社に負けない、
経験や知識があると考えています。
ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は3社に相見積もり
を取ってくださいませ。
ただし、その一つに創業51年ウレタンゴム一筋の立成化学工業所
を加えて下さいませ。
この時期はウレタンゴム加工屋にとってはとても大事なのです。
そうなのですウレタンゴムの原材料が加水分解を起こしやすい
時になるからです。湿度は注型ウレタンゴム屋にとって一番厄介
なモノなのです。
ウレタンゴムというプレポリマーにはエーテル系とエステル系
があるのです。化学的な組成式を書かせて貰いますと。。。
ーOー(エーテル系)でーCOOー(エステル系)なのです。そして、
湿度という一番厄介な水分でありますH₂O(水)と反応してしまい
ます。
―O―(エーテル系)はH₂O(水)とは反応しません。しかし、―COO―
(エステル系)はH₂O(水)と反応するのです
―COO―+H₂O=―COOH(酸)とOH(アルコール)
に分解されウレタンゴム材料のエステル系は加水分解が起こる
のですね。
よって当社の様な液状注型ウレタンゴム加工の会社は湿気を嫌います
その為毎日毎日仕事場の工場の中では湿度が気になります
この様にノートに毎日・毎日湿度と温度を書きこんで行く
のですね
この様に当社の攪拌室には常にこのノートがぶら下っております
(少し汚くなっているのはウレタンゴム原材料などを軍手で触って
その軍手でノートも触る為です)
社員さんはウレタンゴムを攪拌する時も注型する時にも常にこの
ノートが必要なのです今朝温度・湿度は何度だったのか。。。って
それ位ウレタンゴム注型屋は高温多湿が嫌いなのです
常に温度と湿度が分かるように電波時計を表示しています
コレを見て頂くとお分かりの様に撹拌室の真ん中にドーンっと
電波時計があります。故に攪拌する前にこの温度・湿度を一度
見てから。。。
ウレタンゴムの原材料に硬化剤を投入して攪拌作業を行います。
湿度が一定の%以上に上昇するとウレタンゴムの原材料の攪拌を
しない事にしています。
そうする事によりウレタンゴムの加水分解を回避できると考えて
おります。
良い物性のウレタンゴム製品をお客様にお届け出来るように最新
の注意を払い状注型ウレタンゴムの
- 計量
- 攪拌
- 注型
を行っております。是非、その様な拘りをもって
注型ウレタンゴム加工を行っています株式会社立成化学工業所に
ご用命くださいませ。
- risseiadmin
井上様
コメント有難うございます。
>回転センター最大経110程度75度の円錐形の物にウレタンを巻くことは可能でしょうか?
勿論、可能でございます。図面か実物がございましたらお見積りをさせて頂きます
宜しくお願い致します。 - 井上
回転センター最大経110程度75度の円錐形の物にウレタンを巻くことは可能でしょうか?
- risseiadmin
熱田様
コメントありがとうございます。
金額と日数は出来ましたらローラーを送って頂き現物を拝見させて頂き
判断させて頂きたいです。>前回と同じようにゴムが溶けたようになって、それが加工木材に付着してネバネバしています。紫外線でそうなるのでしょうか?
ネバネバの原因は一概には言えませんが、可能性と致しましてはウレタンゴム製品の特徴(欠点)であります
加水分解の恐れがあります。特に、湿気の所に長い間あったり、水が掛かる事があったりすると
ウレタンゴムローラーの製造の段階でウレタンゴム原材料と硬化剤の攪拌の時に少しだけ不具合が
あったかもしれません。あくまでも可能性の一部ですが。 - 熱田 誠治
木工機械の送りローラーの巻き直しをしていただく場合、金額と日数はどのくらいかかりますか?
木工機械は桑原の直角二面カンナ
ゴムローラーの直径は180mm、巾は105mm、金属の芯は直径55mm位で、このローラーが5個あります。
一度、ゴムの巻き直しをしましたが、前回と同じようにゴムが溶けたようになって、それが加工木材に付着してネバネバしています。紫外線でそうなるのでしょうか? - risseiadmin
吉田光良様
コメントありがとうございます。
当社なりのエンジンマウントの作成の仕方は以下の様になります。
現行のエンジンマウントを車から取り外して頂く
↓
そのエンジンマウントを当社にお送りして頂く
↓
そのお送りいただいたエンジンマウントをマスターにして
ゴム型を製作にする(@30,000~@35,000位)
↓
製作したゴム型から現行のエンジンマウントを取り出し
鉄の部分とゴムの部分を剥離させます。
↓
鉄の部分を製作したゴム型にセットして
古いゴム部があった所には空間が出来ていますので
その空間部分に新たなウレタンゴムを流し込みます
(製品も1個@25,000~@30,000)宜しければまず製作可能かどうか現物をお送りくださいませ。
宜しくお願い致します〒651-2145
兵庫県神戸市西区玉津町居住244ー2
株式会社立成化学工業所 横畑宛
TEL078-927-5112
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