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2023.06.15ガラス転移点とウレタンゴムの結晶化:相互関係の探求

おはようございます!こんにちは!こんばんは!
コチラのウレタンゴム加工.COMのブログにお越しくださり誠にありがとう
ございます!!コチラのブログを読んで頂ける皆様のお時間が何時か分から
ないので全てのご挨拶をさせて頂きました。

さて、前回のブログの続きを書こうと思い、またパソコンの前に座っており
ます。今回もウレタンゴムのガラス転移点とウレタンゴムの結晶化について
少し深掘りしていきたいと思います。


先ず、ウレタンゴム原材料のガラス転移点を自分の言葉で言い伝えますと
液状のウレタンゴム原材料が固体になる地点(温度)を表してると思われます。

元々、液状注型ウレタンゴムの原材料は硬化剤というモノを攪拌(混ぜて)して
熱を加えて初めて液状の注型ウレタンゴムが硬化して固体になっていくのです。


しかし、何故そんな化学反応をせずとも液状の注型ウレタンゴムの原材料が
自らの力(?)で固体化するのでしょうか。それは結晶化という反応が液状の
ウレタンゴム原材料に起こっているからです。


(お願い)
(chatgptを使わず)自分自身の言葉で伝えていますので語弊や誤りがある場合は
是非ご指摘くださいませ。



化合物であるウレタンゴム原材料や合成ゴムの材料は主に色んな外的要因を
受けてその形を変えていきます。温度が過剰に加わると伸びてしまったり
また、温度(熱)が異常に奪われると収縮したしたり致します。


勿論、その特性を生かして合成ゴムやキャスタブルウレタンゴムを使用する
事はあると想像出来ます。しかし、そういった現象が起きて欲しくない時
に起こってしまうのも合成物であっても自然の原理だと言えます。


今回のガラス転移点に達した為に液状の注型ウレタンゴムが結晶化して
しまうという特性(欠点とも言えます)もある自然の摂理ですよね。



私の会社でこの注型ウレタンゴムを結晶化させてしまったためにお客様に
迷惑を掛けた事が一度ございます。其れは。。。


一次加硫で金型の温度も測定し、キッチリと液状の注型ウレタンゴムの成型
の手順を踏み、また二次加硫でも一定の温度×時間を掛けて熟成致しました。
しかしながら、その後のお客様の出荷までの保管方法に問題がございました。



液状注型ウレタンゴムの製品が製造して、その液状注型ウレタンゴムの製品が
材料メーカー様がパンフレットで書いておられる物性を満たすのには、
温度と時間は22度の温度×1週間と言われています。


其れを私が真冬なのに関わらず、工場(こうば)の中にある仕上げ室の温度設定も
せず放置してしまったのです。恐らく、真夜中や朝方は零下〇〇度だったと
記憶しています。


そうすると、私共で出荷する際は人の手を介してなど仕上げ検査などをして
行きますので一瞬手のぬくもり等で温度が上がって結晶化は解かれるのです。
しかし、お客様に納品した後にお客様で保管されている時に二次加硫後の
温度設定がされなかった為にお客様の倉庫で注型ウレタンゴムの製品が結晶化
という現象が起こりました。


注型ウレタンゴムの製品が結晶化するとどうなるかと言いますと。勿論。。。
この様な色の注型ウレタンゴムの製品になります。





しかし、それだけではなくその注型ウレタンゴムの製品の指定硬度は80度
だったのに関わらず結晶化した時はウレタンゴム硬度は92度になっていました。
製品としては使えないレベルですね。申し訳ございません。


その様に前科一犯があるウレタンゴム加工の立成化学工業所ですが。改善すべく
その後に決めた事が3点あります。

 




  1. 注型ウレタンゴムの製品の加硫と注型ウレタンゴム原材料の加硫
    その加硫と加温は別の加硫炉にした
  2. 製作した注型ウレタンゴム製品はいつ(何時)加硫炉に投入したか
    ノートに記録するようにした
  3. 冬の工場内での注型ウレタンゴム製品の保管には温度設定をした
    部屋で保管する事にした

 

この様に決めてから、注型ウレタンゴム製品のガラス転移点到達による
結晶化は防げています。本当に色々と勉強させて頂きました。


コレからも色んな失敗があると思いますが、トライ&エラーを繰り返し
ながら一歩づつ前に進んで行きたいと誓う注型ウレタンゴム屋の社長でした。

 

本日も長いblogにお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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