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2021.11.11液状ウレタンゴムの化学的特性を詳しく解説!あなたが知りたいことをすべてお答えします

今回もコチラのウレタンゴム加工.COMのHP並びに
ブログにお越しくださり誠にありがとうございます。

当社立成化学工業所は
ウレタンゴム加工販売を52年行って来ましたので注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると考えています。


ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は同時に3社に相見積もりを取ってくださいませ。


ただし、その一つに創業52年ウレタンゴム一筋の株式会社立成化学工業所
を加えて下さいませ。

 

昨日!
お客様が来社されましてウレタンゴムの物性について詳しい事をご質問されました。その内容は
以下の3つでございます。

  • ウレタンゴムの製法について
  • ウレタンゴムは何故高いのか?
  • ウレタンゴムのエーテル系・エステル系
    について

訊かれましたね。

 

 

 

真剣に訊かれましたので私もいつにも増して真剣に答えました。

 

・ウレタンゴムの製法についてどのようなモノがありますか?

ウレタンゴムの製法は3種類あります。

①ミラブルウレタンゴム

コチラの製法は、普通の合成ゴムと同じ様な製法で
まず、(ウレタン)ゴム生地を練ってゴムシート状にします。

その後金型の形に合わせてゴムシートをカットして
金型の上にセットしてプレス加工を行います。

既に一次加硫(ゴムを練る作業)が終わっていますのでその為プレスしてエイジングして置く時間が
液状注型ウレタンゴムをしている我々から致しますと驚くほど短いですね。


②TPU(サーモテックプラスチックウレタン)

コチラの製法は、いわゆるインジェクションタイプのウレタンゴム加工法です。
熱を掛けて溶かしてその後金型に流入していきます。

私どもは金型屋さんではありませんので分からないですが驚く程金型が高価ですね。

超量産品にならないと金型がpay出来ないのでは?と思われますが
もしLOTが100,000個単位のウレタンゴム加工品が流れているのであれば充分pay出来ますね。

③Castable Urethane(キャスタブルウレタン)

当社の製造方法です。コレはいわゆる液状注型ウレタンゴムというモノでして、私どもは注型屋
と世間では呼ばれております。

色んな複雑な形状も出来、最小LOTの1個からでもお受け出来る製法です。
原料が液状でもあり専用の金型なしでも注型出来ますので超小ロットには適しています

自社の製法なのでデメリットは述べたくないのですが成型サイクルが長く(1日5ショット程)
二次加硫にも一昼夜掛かりますので製品単価は上記の二つの製法より高く成る事は否めませんね。
申し訳ございません。

但し、金型は上記の製法よりかなり安価に製作出来ますので初期投資(イニシャルコスト)には
勇気は要りませんw

 

後の二つの質問に対してはこのブログが
少々長くなりましたので次回ブログにて
お話しさせて頂きます。

 

 

 

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