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2018.07.25ウレタンゴムのガラス転移点についての考察

ゴム(当社ではウレタン)というのは、加熱していくと、

ゴム(ウレタン)の分子間の

運動が活発になっていき、分子間結合が流れて行き(崩れて行き)、

ゴム(ウレタン)としての弾性がなくなって行きます。

ヤング率が高くなっていくという言い方も出来ます。

逆に、温度が下がって行くと、分子間活動が不活発に成り、最終的には

結晶化(凍結化)して行きます。

この結晶(凍結)化していく温度をガラス転移点(Tg )と呼びます。

Tg=glass(ガラス) transition(移行) temperature(温度)

当社のウレタンゴム材料でもガラス転移点が高い材料が有ります。

そういうウレタンゴム材料の取り扱いには冬場は特に気を付けております。

一次加硫の成型温度(〇〇〇℃±5℃)に気を遣い、一次加硫から

二次加硫にも直ぐに移行するように気を付けています。

特に二次加硫でも夏場より長めに行う様

(〇〇〇℃×〇〇H+〇〇〇℃×〇日間)徹底しております。

ご清聴有難うございました。

下記の写真とウレタンゴムのガラス転移点とは関係ありません。

 

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