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2022.10.18ウレタンゴム注型品の硬度違いは決して出荷致しません!!

今回もコチラのウレタンゴム加工.COMのHP並びに
ブログにお越しくださり誠にありがとうございます。

当社!株式会社立成化学工業所は
ウレタンゴム加工販売を53年行って来ましたので注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると考えています。


ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は同時に3社に相見積もりを取ってくださいませ。

ただし、その一つに創業53年ウレタンゴム一筋の株式会社立成化学工業所
を加えて下さいませ。

ウチのお仕事は液状注型ウレタンゴム加工です。そのお仕事にお客様がお求めになるのは
主に3つですね。

 

  1. ウレタンゴムの耐摩耗性
  2. ウレタンゴムが加水分解しない
  3. ウレタンゴムの用途によるピッタリのゴム硬度

 

①ウレタンゴムの耐摩耗性


コチラの要望は本当に沢山の方(会社)様から頂いており、大抵の場合今は普通の合成ゴムの
ゴムローラーを使用しているんですが。。。というお問い合わせが多くございます。

そしてもう少しこの(他の合成ゴム)ゴムローラーを長く使用していたいのですが、何かいい案が
無いですか?というご意見を頂いております。恐らく、ネット上で探されるWordと致しましては
ゴムローラー・長持ち・摩耗という3語でググられるのではないかと当方で勝手にw想像しております。

勿論、ウレタンゴムの場合耐摩耗性は本当に優れており、他の合成ゴムの中でも耐摩耗性が良いとされています
ブタジエンゴムより1.7倍は耐摩耗性は優れていると言われております(諸所の条件により異なりますが。。。)


②ウレタンゴムが加水分解しない


コチラの場合も本当に沢山質問がございます。お問い合わせと言うよりもウレタンゴムと云うのは
加水分解するので御社のウレタンゴムは大丈夫なの?という質問が多くございます。

何度もコチラのHPで書いておりますが、ウレタンゴムにはエーテル系とエステル系がございます。
其のうち、エーテル系のウレタンゴムの場合は加水分解はしにくいウレタンゴム原材料になっております。
しかしながら、エステル系の場合は水(H₂O)が加わりますと酸(COOH)とアルコール(OH)に分解されます。

所謂、コレが加水分解の正体です。其れでも今の上市されていますエステル系のカプロラクトンエステル系の
場合、従来品のアジピン酸エステル系に比べますとかなり改善されています。

それは開環重合という働きによって、アジピン酸エステル系の(CH₂)4からカプロラクトンエステル系の(CH₂)5になる為です。
(CH₂)4は親水性ですが、(CH₂)5は疎水性になる事により加水分解しにくいエステル系と言えます。

当社はある一部のエステル系の製品を除いてエステル系はエステル系でも、アジピン酸エステル系の原料ではなく
お客様が加水分解のご心配が杞憂になりますカプロラクトンエステル系の材料を使っています。

 

③ウレタンゴムの用途にピッタリのゴム硬度

コチラはお客様が現在使用されているゴム部品や、コレからこんな場所に使いたいゴム部品のゴムの硬さ
がどれくらいの硬さが良いのかをお問い合わせ頂く事が多いです。

私共ウレタンゴム加工の立成化学工業所の場合、まずお客様のご要望をお聴きしまして、現在のゴム部品
がどれくらいの硬さなのかをお聴きします。一般的には、消しゴムより硬いですか、柔らかいですか?
や樹脂(プラスチック)に近い硬さなのかを聴いたりしています。

その後、お客様と当社とお話しをし決定したウレタンゴム硬度に出来る限り近い(±2度を狙っています)値を
狙い注型ウレタンゴムの成型を行います。その際、そのLOT事にテストピースを取り、お客様がご要望しています
ウレタンゴム硬度を本当に叶えられてるのかを確認致します。

その際に、外れている(一般的にゴム硬度は±5度が許容)場合は決して社内から流出しない様にしています。

今回、このブログを書きました経緯は、先日注型ウレタンゴム現場で硬度不良を出してしまいコレを
無事発見出来た事があったからです。

 

 

 

 

無事、発見出来て良かったです。当社は決して、お客様のご要望したウレタンゴム硬度を出せなかった場合は
出荷致しませんのでご安心下さいませ。今回も、コチラのブログをお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

 

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