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2019.06.05両面面取りウレタンローラーの製造工程!

当社は手のひらサイズのウレタンゴム加工に

特化している会社でございます。

 

今回は

そのカテゴリーにぴったり合う
お仕事を頂きました。

 

よって、製造工程を詳しくお伝えして

この様なウレタンゴムの
お仕事は

 

立成化学に頼んだらええねんなぁ

 

という判断の一助になればと
考えております。

 

この製品はウレタンローラーです。

 

分類分けしますと

 

ウレタンゴムライニング品です。

説明しますと

 

金具(鉄芯)が有りきで
その周りや上にウレタンゴムを巻くモノ
です。

 

この様なお仕事をするに当たり

事前に

考えるべき事は以下の3つです。

 

  1. どのように注型しようか?
  2. どのように金具(鉄芯)をセットしようか?
  3. どのようにウレタンゴムの研削・研磨を行おうか?

 

①どのように注型(ちゅうけい)しようか?

ここが一番の悩み所です。

良く製造業で言われます
「後工程はお客様!」

 

それを考えながらウレタンゴムの
注型を行います

 

勿論、

 

職人さんが注型しやすい
冶具を考えないといけません。

 

 

 

金具(鉄芯)をセットする前は
こんな感じです。

 

 

鉄板に穴を開けているのは
2つの利点が有ります。

 

  1. 鉄芯をセットできる
  2. エアー抜けにもなる

 

②エアー抜けにもなる。

 

 

上記の様にウレタンゴム注型を
施した時に

 

どうしてもウレタンゴムが
注型冶具のワッパの中で

 

エアーの逃げ場が無くなります。

 

それで。。

 

下にエアーの逃げ穴が
有れば

 

下からエアーがスーッと逃げて行くので

 

ウレタンゴムにエアー咬み(かみ)が
無くなります

 

当社の様な注型ウレタンゴム加工の

 

会社はいつも考えています

その考える二大課題は

 

  1. エアーをどう逃がそうか?
  2. ゴミ・異物を如何に排除しようか?

それが考えなくなったら

 

ウレタンゴム注型のプロでは無い!

という事です。

 

②どの様に金具(鉄芯)をセットしようか?

下記の様に上手く今回はセット出来ました。

 

金具(鉄芯)をセットする前は
こんな感じですね。

 

 

ウレタンゴムがつく働き(長さ)は80㎜

まぁまぁ長かったので

 

ワッパ(円柱に中に穴が開いてるモノ)が
2つに分かれています。

 

ここでも一工夫。

 

最初から、ワッパ二本をセットしておくのでは
無く

下の部分だけワッパをセットしておき

 

その部分がウレタンゴムで埋め尽くされると
上の部分のワッパをセットします。

 

何故そうするのか?

 

それは、ウレタンゴム屋ならでは
のコダワリが有るのです。

 

  1. ウレタンゴムの硬化温度の問題
  2. 金型の熱伝導の問題

 

この2点でこだわりが有ります。

 

①、②も一緒なのです理屈は。

 

ウレタンゴムの成型には

温度というのが非常にシビアに
関係します。

よって注型するまでに
上に乗せるワッパは熱盤の上に

 

置いておき一定の温度で加温させます

 

もし、最初から上のワッパを
セットしていたら

 

熱盤(熱元)まで距離が有る為

 

上のワッパの熱が
どんどん放熱してしまい

 

ワッパの温度が冷めてしまい

 

ウレタンゴムの最適な硬化温度
から掛け離れてしまいます。

 

そうすると。。。
どうなるのか?

 

物性が悪く成りお客様に
ご迷惑が掛かります。

 

職人さんはそこまで
こだわって

 

ウレタンゴム注型を行って
おります。

 

このこだわりが無くなったら

 

注型ウレタンゴム加工のプロとは
言えなくなります。

 

③ウレタンゴムをどのように研削・研磨行おうか?

研削の砥石の番手・スピードを考えながら

いかにウレタンゴムを研削・研磨する時に

焼け付かないかを考えながら加工をしています。

 

ウレタンゴム研削・研磨加工前の
ウレタンローラーです。

 

 

ウレタンゴム研削・研磨加工後
のウレタンローラーです。

 

 

 

ウレタンローラーの端面は
少し角を殺す為に

糸面取りを施しています。

 

 

非常に綺麗な仕上がりに
成りました。

 

結論を言いますと。

こういったお仕事は

大の得意にしております。

 

どうぞ、

手のひらサイズの
ウレタンゴム加工は

立成化学工業所にお任せ下さい。

 

又のご依頼を宜しくお願い致します。

 

 

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