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2022.10.25そもそもウレタンゴムって何なのか!?

今回もコチラのウレタンゴム加工.COMのHP並びに
ブログにお越しくださり誠にありがとうございます。

当社!株式会社立成化学工業所は
ウレタンゴム加工販売を53年行って来ましたので注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると考えています。


ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は同時に3社に相見積もりを取ってくださいませ。

ただし、その一つに創業53年ウレタンゴム一筋の株式会社立成化学工業所
を加えて下さいませ。


  1. そもそもウレタンゴムって何なのか!?
  2. そもそもウレタンゴムって必要なのか!?
  3. そもそもウレタンゴムって何の役に立つのか!?

 

を少し考えてみたいと存じます。ウレタンゴム屋に入って四半世紀、ウレタンゴム屋の
社長になって18年です。しかし、物事を客観的ではなく主観的に見て述べていますので
いくつか間違った考察があるかと存じますがお許しくださいませ。

今回のこのページでは①のそもそもウレタンゴムって何なのか!?について述べてみますね。

 

①そもそもウレタンゴムって何なのか!?

私はこのホームページを運営していますウレタンゴム加工の株式会社立成化学工業所の社長を
勤めています。創業53年で私の年齢が現在57歳なので勿論、2代目の社長で先代は私の
父親です。

その為、実際このウレタンゴム加工の立成化学でアルバイトをさせて貰っていた大学生になるまでは
ウレタンゴムの❞ウ❞の字も知りませんでした。私が30歳超えて入社してからのウレタンゴム知識ですので
未だ四半世紀です。その範囲内で話させて頂きます。

 

ウレタンゴムは現存する弾性体の耐摩耗性、耐荷重性のあるエラストマーであり、耐熱性以外では
(私個人的には)欠点が見当たらないエラストマーであります。耐熱性も以前では常時80℃以下では
使用出来ないとされていました。しかしながら、耐熱性のあるウレタンゴムも上市されており価格の面で
クリア(高価)出来ればそういった耐熱性のウレタンゴムも必要に応じて使用する事は可能です。

加工方法は主に3つに分かれております

1)混錬型(ミラブルタイプ)
 従来の合成ゴム同様に加工が出来ます。所謂プレス加工ですね。しかし、ミラブルタイプのウレタンゴムは
 エステル系(完全!?)が主体なので加水分解をすぐ起こしゴムの弾性を失います。又、練り生地のスコーチ(焼け)
  にも問題があり特に夏場は敬遠されます。

2)熱可塑型(サーモプラスチックウレタンタイプ・・・TPUと称します)
 プラスチック(樹脂)と同等な加工法を取り、射出成型、抽出成型等が可能です。しかし1点当たりのご注文数量が
 多くないと使用する金型の高価さとあいまって実際の所pay出来ない事が多いです。ちなみに、pay出来ない理由は
 イニシャルコスト(金型代)とランニングコスト(製品代)との兼ね合いの問題ですね。

3)液状注型(キャスタブルタイプ)
     上記のミラブルタイプやサーモプラスチックタイプと比べて生産性は圧倒的に劣ります。しかし、大きなモノから
  小さなモノやまた複雑な形状のウレタンゴム製品まで製造出来、最もバランスの取れたウレタンゴムの物性を有します。
 又、ウレタンゴムの原材料も一斗缶で入荷出来る為、大きなウレタンローラーを注型されてる同業他社様も当社の様な
    手のひらサイズのウレタンゴム加工品を扱っている会社も、原料の保管には上記の加工方法をされている会社様程気を遣わなくて
 済みます。

 しかし、液状注型ウレタンゴムの会社の一番の問題は熱盤や金型の成型時の温度管理です。温度管理を疎かに致しますとお客様の
 お望みのウレタンゴムの特徴であります耐摩耗性などの物性が出なくなり、お客様にご迷惑を掛ける事になります。

 

 

 

私共の会社のウレタンゴムの成型方法は3)の液状注型(キャスタブルタイプ)のウレタンゴムです。又、その中でも一番大切とされています
温度管理には人一倍気を遣っております。よってお客様のご要望の出来る限り近いウレタンゴム物性を有するウレタンゴム製品をお出しする事
が出来ます。

 



↑この様に毎日、熱盤(金型)の温度を計測し記入し現場製造者以外の者がパソコンに入力しています。そうする事で、熱盤(金型)の温度の
計測忘れを防いでいます。

安心して当社、キャスタブルタイプのウレタンゴム加工の立成化学工業所にウレタンゴム加工品をお任せ下さいませ。

 



↑手のひらサイズのウレタンローラーです。

 

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