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2024.08.28二つの相反する事を同時に行うウレタンゴム屋って凄い!?

皆様!こんにちは。いつもコチラのウレタンゴム加工.COMをご覧下さり
誠にありがとうございます。本当に暑い日が続き、また私たちが住んでいる
日本列島に直撃するのではないか?と言われています台風がやってくるかも
しれません。

皆様に於かれましては、まず命最優先でお仕事の方の段取りをなさって
下さいませ。私達ウレタンゴム加工加工屋も同じく命あっての物種です。
安心・安全第一で行動して下さいませ。

さて、本日のblogですが今朝方ウレタン注型現場の職人さんと実際に話した
事をblogの文章に起こしてみたいと感じ、今回のウレタンゴム加工.COMの
記事にさせて頂きました。少しの間お付き合い下さいませ。


私達、ウレタンゴム加工屋いやもっと気さくな言い方をするなら、❝ウレタンゴム注型屋❞
は普段から現場仕事の中で相反する二つの事象を無意識の内に行っているのでは
ないのか?なと考えました。其れは何かと言いますと。。。


  1. 熱を掛けなければならないが熱を掛けてはイケないモノがある
  2. 接着しなければイケないが剥がさなければイケない液体がある
  3. 金属に焼き付けしなければイケないウレタンゴムがあるが金属から
    剝がさなければイケないウレタンゴムがある


熱を掛けなければならないが熱を掛けてはイケないモノがある

 

これは、前者が金型であり後者がウレタンゴム原材料であります。当社は
熱硬化型ウレタンゴム注型業です。熱を掛けている金型に液状の注型ウレ
タンゴム材料を流す事を生業としています。

その注型時に如何に金型に熱を上手く伝えるか!が肝であり、熱が金型に
上手く伝導していなければウレタンゴム注型品は良い品質で仕上がりません。

その一方でそのウレタンゴム注型品の素でありますウレタンゴム原材料は
非常に熱に弱いです。故に、熱を掛け過ぎるとウレタンゴム原材料の劣化に
繋がり、ウレタンゴム注型品は高品質を保つ事が出来ません。

よって、同じ場所で使う2つのモノは相反する事を大切にお仕事を熟し
ているのであります。

 

接着しなければイケないが剥がさなければイケない液体がある

 

これは、前者が接着剤で後者が離型剤であります。当社は注型ウレタンゴム
屋と説明させて頂きましたが、ウレタンゴムのライニング屋とも呼ばれます。
ウレタンゴムのライニングとは、金具(鉄芯)にウレタンゴムを巻き付ける事
を言います。その際に使用するのが金具とウレタンゴムの橋渡しになる
接着剤であります。接着剤だけではなく、熱を掛ける事によりウレタンゴムと
接着剤と化学反応を起こしながらその二つが融合していくのです。

後者の離型剤の一番の用途は、金型から注型ウレタンゴム製品を脱型し易い
様に離型剤を塗布する事です。もう一つ用途がありまして、ウレタンゴムを
金具(鉄芯)にライニングする時に、金具(鉄芯)にライニングされない場所に
離型剤を塗布して、加工の仕上がり具合を良くする為もあります。

故に、この2つも同じ場所で使う2つのモノは相反する事を大切にお仕事を
熟しているのであります。



金属に焼き付けしなければイケないウレタンゴムがあるが、金属から
剝がさなければイケないウレタンゴムがある

私達のお仕事は上記の2つの事をお願いされます。前者は上記でも書きました
ウレタンゴムのライニングで、後者はウレタンゴムのゴム捲りです。
特に現在は、このウレタンゴム加工.COM内でもうたっています
ウレタンゴムローラーの巻き替えサービスを行う様になって、ウレタンゴム
ローラーの巻き替えのご依頼が増加してきました。

これも、一つの仕事(ウレタンゴムローラーの巻き替え)のなかで使う二つの
工程は相反する事をしているのです。

 

この様に、私達ウレタンゴム注型屋は普段から、意識せずに相反する事を
お仕事の中で同時に行っております。ココまで書いてみて気付いたのです
が。。。

どのお仕事にもそういった要素は必ずある!と感じました。私の好きな
野球というお仕事でも。。。内角高めを意識しながら外角低めも意識して
打撃というお仕事をしないとイケませんもんね。

最後は少し脱線したかもしれませんが、当社は皆!色んな事にケアしながら
お仕事を続けています。是非、ウレタンゴム加工でお困り事がございましたら
ウレタンゴムに対する意識の高いウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所
に一度ご連絡くださいませ。


本日も拙い長文をお読みいただき誠にありがとうございました。

最後に当社、この夏!工場の中を少し暑さ対策を施しました。2~3度工場内
の温度下がっております。皆様も是非、体感しに来てくださいませ。

 

 

 

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