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2018.10.19ウレタンゴムの硬度指標:硬度の選定方法と重要性を解説
当社立成化学工業所は注型ウレタンゴム加工を生業にして
50年が経過しました。ただ愚直に注型ウレタンゴム加工だけに特化して
商売を50年行ってきましたので注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると考えています。
ウレタンゴム加工で見積もりをご依頼される時は3社に相見積もりを
取ってくださいませ。
ただし、その一つに創業50年ウレタンゴム一筋の立成化学工業所を
加えて下さいませ。
では、本題のウレタンゴムの硬度についてお話しさせて頂きますね。
ゴムという字が入ってる位なので弾力(弾性体)があるというのは分かって
頂けると考えています。
弾力にも勿論段階があり、言い方は稚拙(ちせつ)ですがフニャフニャもの
からカチンカチンのモノまで液状注型ウレタンゴムにはあります。
その弾力の示す指標としてウレタンゴムには硬度というモノがあります。
字を読んで分かって頂けると感じますが硬さの度合いをしめしています。
お客様がお求めになるウレタンゴム製品が使用される場面・場所に拠って
大よその硬度をこちらからご提示させて頂いております。
ある程度参考にして頂けますように2~3例を挙げて説明させて頂きますね。
- キャリーバックのキャスターの場合
耐摩耗性が一番求められますので
硬度は高めの90度~95度程度が
理想的だと考えます - 緩衝材にウレタンゴムをご使用の場合
緩衝という事なので、あるモノが傷つかない
ようにウレタンゴムがクッションの役割を
果たしますので、上記のキャスターに使用される
ウレタンゴムより柔らかめの硬度70度前後が
理想的だと考えます。 - 医療用でご使用の場合
現在、当社が製作させて頂いていて使用が
医療現場の製品の場合
非常に柔らかめの硬度45度のウレタンゴムです
この様にウレタンゴムでも色んな硬度を製作する様になりました
のはこのHP(ホームページ)を開設した2010年頃からです。
私の父!立成化学工業所の創業者が社長で頑張っていた頃は
主に、ウレタンゴムと言えば硬度90度というのが当たり前に
なっていました。又、その他のウレタンゴム以外の合成ゴムの
場合は硬度60度というのが定番でしたね。
現在のウレタンゴムの硬度は上(硬いの)は95~100度
下(柔らかいの)は5~10度位に上下幅が大きく成って来ました。
当社立成化学工業所本日(2018年10月19日)は、
3種類のウレタンゴム硬度の品物を製作させて頂いております。
ウレタンゴム硬度90度、70度、45度。
硬度というモノは、数値の高い順から硬化する時間が
速く、お値段も硬化に時間が掛からない分お安くなります。数値の低いモノ
は硬化する時間が遅く、お値段も硬化に時間が掛かる分お高くなっており
ます。
で、その後色んな加工を経てウレタンゴム加工品に成って行きます。
下記の写真の展示物のウレタンゴム製品の色の濃さは、
経日変化に拠ってウレタンゴム加工品が茶褐色に成って行ってます。
本当は、こんな色です。
経日変化でこんな色に成ります。経日変化で何故、こんな色になるかと言いますと
この様な色に成ったら、ウレタンゴムローラーの古ゴムを巻き替えて下さいね。
宜しくお願い致します。今回もこの様なblogを読んで頂き誠に有難うございました。
- 畠中 浩
匿名様
コメントありがとうございます。
> #90=硬度90=90A でしょうか?
正解です。宜しくお願いします。
- 匿名
#90=硬度90=90A でしょうか?
- risseiadmin
株式会社前田様
コメントありがとうございます。
軸部がSSという事なら、ウレタンゴム部のみの巻替えで充分かと思われます。
宜しくお願い致します。写真か簡単なマンガ図でも送って頂ければ見積もり
をさせて頂きます。
mail info@rissei-kagaku.co.jp FAX 078-927-5114
です。 - ブルーイングテクノロジー株式会社
お世話になります。 ブルーイングテクノロジー(株)前田と申します。
・今回外国製のターンテーブルで使用されていますローラーを交換しようかと思っています。
外径130φ、厚み40mm、内径25φ 軸部材質:SS ゴム材質:ウレタン
摩耗により外径が120φ程度になっているので交換したいのですが
こちら沖縄県を考慮した上で、全部新規 OR ゴム部のみ巻き替えがいいのかわかりません。
御検討宜しくお願い致します。 - risseiadmin
スズキ様
コメントありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありません。
同等品の製作になると思われます。順序と致しましては以下の様になります。
スズキ様のお持ちのエンジンマウントを送付して頂く
↓
状態を見て製作可能かどうか判断(製作不可の場合ご返送させていただきます。)
↓
製作可の場合 見積もり返答
↓
見積もりでOKの場合
↓
①ゴム型製作(スズキ様のエンジンマウントを基準にして)
↓
②スズキ様のエンジンマウントを解体
↓
③スズキ様のエンジンマウントの金具の部分をゴム型に
セットして出来た空間(元々ゴム部だった所)に液状の
注型ウレタンゴムの原材料を注型する。
↓
④ゴム型から製品を取り出し後工程(仕上げ)を施す
↓
⑤出荷概算見積もりです
ゴム型製作費 @30,000~40,000
エンジンマウント製作1対(2個)@50,000~60,000
位です。スズキ様のエンジンマウント現状により
見積もり金額は上下致します。
ご検討のほどよろしくお願いします。立成化学 畠中
こんにちは。
ウレタンの硬度90は、アルミに比べると柔らかいと言えますか。
それとも同じでしょうか。
佐藤様 コメントありがとうございます。同じ硬度でしたらウレタンゴムは弾性体なので当然アルミより柔らかく感じます。もし、宜しければウレタンゴム硬度90度の硬度サンプル送付させて頂きますよ。
#90=硬度90=90A でしょうか?
匿名様
コメントありがとうございます。
> #90=硬度90=90A でしょうか?
正解です。宜しくお願いします。