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2010.12.22金型を使わずに、ウレタンゴム製の型を使う方法!【少ロットに最適】

当社立成化学工業所はウレタンゴム加工を
生業にしています。

その中でも当社立成化学工業所の心臓部
といって良いものに液状注型ウレタンゴム加工
という製法があります。

プレスなどはしないで常圧⁽大気圧⁾
の状態で一定の温度で加熱(保温)された

 

金型に液状ウレタンゴムを流し込めば
金型通りの形状の品物が出来るというモノです。

 

例えますと

  • たこ焼き機の中にたこ焼きの粉を流し込む
  • タイ焼き機の中にタイ焼きの生地を流し込む
  • 回転焼きの中に回転焼きの生地を流し込む

 

こんなイメージです。

 

 

 

ここで金型について説明させて
頂きますね。

 

金型って呼んで字のごとく
鉄・SUS・アルミ・真鍮などの金属で出来ています。

もちろん
量産の場合は、金型にコストを掛けると
製品代が安くなりランニングコストが
少なく済みますね。

 

しかし、一般的に
金型にはそれなりのコストが掛かります。

 

そこで液状注型ウレタンゴム加工(シリコンも出来ます)
の特徴を生かし、お客様に素敵なご提案が出来ます

それは、

イニシャルコストを安く上げたいお客様には
その製品のマスター(費用かかります)
を作製して

そのマスターを利用して数個のゴム型を作製して、
イニシャルコストもランニングコスト(金型よりは高い)も
下げようとするものです。

ただし、お客様が作りたいウレタンゴム注型品に
厳しい公差や精密度や製品の解像度を上げて
ほしいというご依頼がございましたら
この製法は向いていないと考えます。

 

もちろん、金型を製作させて頂く方が
良い製品を作れることは間違いないです。

 

※金型の製作における注意事項

基本的に、金型はお客様のご負担になります
作らせて頂いた金型は金型の置き場所を
特定し、お客様が不要になるまで置いて
ます。しかし、製品が5年以上ご注文
頂けない場合は、当社からお伺いさせて頂き
お客様の了承を得て処分させていただく事はございます。※

 

本文に戻りますね。

しかし、イニシャルコストを掛けれないお客様で
製品自体にそんなに公差が厳しくないもといわれる
場合には

こういうやり方もあるという事も
覚えていただけたらと有難いです。

 

 

 

マスター型を製作し

 

 

 

金型にセットをして
その上から液状注型ウレタンゴム加工を
施します

 

 

マスター型を置いている部分だけ
ウレタンが行き届かないので

その部分だけ空間になります

 

 

 

その空間の部分に又新たなウレタンゴムを
注型すれば新たなウレタンゴム注型品が
出来上がります

 

一度ご依頼して頂いたら
お分かりになっていただけるかもしれませんね。

 

 

長文をお読みいただきありがとうございました

 

 

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