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2012.12.22イオン化傾向について

当社は、ウレタンゴムの加工をしていますが、そのお仕事の8割はウレタンゴムライニング

なのです。ウレタンゴムライニングとは、金具(鉄・SUS・アルミ・真鍮)にウレタンゴムを

焼き付けするのです。

ウレタンゴムを焼付け!?っていうのは又明日話します。

今日は、そのアルミや鉄のイオン化傾向が当社の仕事とどう関わっているのか?

を考えてみたいです。

それは、ずばり金属の腐食の事なんです。

金属の腐食は、金属に混在する不純物または異種金属の接触に寄って局部電池が

出来る為に起こるので有ります。

当社で鉄とアルミという異種金属が接触するのは、ウレタンゴムライニングをして不適合を

出してしまい、もう一度ウレタンゴムライニングする為に鉄やアルミからウレタンゴムを膨潤させ

ウレタンゴムを剥がす時に起こる時で有ります。

アルミにライニングした部品と鉄にライニングした部品を剥がす為に同じの容器の溶剤

に決して漬けないようにしています。

何故なら、鉄(Fe)の腐食がアルミ(AL)に移ってしまいアルミの芯金がダメに成って

しまうからである。

本当は不適合を出さない事が一番なんですがね。

金属には陽イオンになり易いものと、陽イオンになりにくいものとが有ります。

陽イオンになり易いものをイオン化傾向が大、陽イオンになりにくいものがイオン化傾向が

小という。そして、必ず腐食はイオン化傾向の小さいものから大きいものに移るので有ります。

私が、この会社に来てまなし(16年ほど前に)に先代から教わった事を書いてみました。

ご清聴有難うございました。

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