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2017.04.21ウレタンゴムの二次加硫(熟成)の為の加硫炉の確保は万全!!

当社は、ウレタンゴム加工業を生業にしております。

 

このブログでは主に加硫炉のお話しをさせて頂きますが
その前に当社の液状注型ウレタンゴム加工の
流れを説明させて頂きますね。

 

液状注型ウレタンゴムの製造造工程は下記の様になります。

 

  1. ウレタンゴムの原材料と硬化剤を溶融する
  2. ウレタンゴムの原材料と硬化剤を所定のg数計量する
  3. 所定の温度に加温されている熱盤の上に金型をセットする
  4. 所定の温度に加温されている熱盤の上にセットされた
    金型に撹拌された液状のウレタンゴムを注型する

  5. 所定の時間金型の中で、一次加硫を施す
  6. 見た目ウレタンゴムのゴム状になっているモノを、
    金型から脱型する

  7. 金型から脱型したウレタンゴムはあくまでも、
    見た目がウレタンゴムというだけであるので、
    完全にウレタンゴムの物性を有するまで
    加硫炉にて二次加硫を施す

  8. 充分に二次加硫を施したウレタンゴム製品を
    検査場に持ち込む

  9. 検査場で社員さんが入念に仕上げ・検査を行う
  10. 梱包してお客様の所へ出荷致します。

 

この液状注型ウレタンゴムの製造工程は、
ウレタンゴムライニング製品というのでは無く、

 

ウレタンゴム単体の製品の場合の製造工程です。

 

その時に、ウレタンゴム単体品にとって
重要なのが二次加硫というモノです。

平温(22℃)×7日間で安定したウレタンゴムの物性に
する事を二次加硫と呼んでいます。

 

しかし、当社ウレタンゴム加工の立成化学工業所は
お客様に少しでも早く納品させて頂き、
喜んで頂きたいので強制的に二次加硫を行っています。

それを可能にしているのが、当社が保有している加硫炉です

 

下記の写真で見ていただらお分かりだと思います。
結構大きな加硫炉を保有しております。

ウレタンゴムローラで言うと、
Φ400×900L位のモノが8本位二次加硫出来ます。

当社が扱っているウレタンゴムの硬度は
5度位~95度位までです。

その硬度を安定的な硬度にしているのが
下記の加硫炉なのです。

そのウレタンゴムの加工品を
下記の加硫炉は二次加硫出来ます。

当社の加硫炉は
循環の熱風を送っての二次加硫なのです

よってウレタンゴム加工品を万遍無く
二次加硫が出来ますので
充分な熟成が出来たウレタンゴム加工品
になっています。

充分な熟成(二次加硫)が何故大切かと
言いますと。。。

 

  • ウレタンゴム加工品の物性に影響を及ぼす
  • ウレタンゴム加工品の耐摩耗性がアップする
  • ウレタンゴム加工品の寿命が延びる

 

3つに分けて言っていますが
全てウレタンゴムの物性に関わるという事に
なりますね。

 

下記の写真の様に結構大きな加硫炉を
構えていますので
結構大きな物まで二次加硫させて頂いております。

 

 

 

 

最近は有難い事に、
ウレタンゴム以外のゴムや
樹脂の二次加硫のご用命まで頂いております。

 

 

この加硫炉のお陰でウレタンゴム加工の
立成化学工業所はウレタンローラー等の
短納期納品を実現しております。

 

短納期でお仕事のご依頼は是非、当社ウレタンゴム加工の
立成化学工業所にご用命くださいませ。

 

 

今後とも是非、宜しくお願い致します。

 

 

 

毎朝の3S活動により
いつも清潔に保っています
当社の加硫炉です。

 

結構な大きさですね。

 

 

色んな形状(板状、棒状、異形物)二次加硫出来ます。

 

 

 

 

区切りの棚が外せますので、
Φ400×900Lが8本程二次加硫可能!!

 

 

 

 

長文をお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

 

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