ウレタンゴム加工.com

新着情報&ブログblog

2014.02.20エステル系の耐水性

ウレタンゴムの従来のエステル系と言えば、アジピン酸エステル系が有ります。

このエステル結合は、(COOH-(CH₂)₄-COOH)です。

現在は、そのアジピン酸エステルより耐水性が改善されたエステル系が

上市されています。

そのエステル結合はカプロラクトンエステル結合です。

この結合は、(-OC-(CH₂)₅-0-)です。

特に使用する場所の湿潤状態が酷くなければ、カプロラクトンエステルでも

充分問題なしで有ります。

又、一般に、-(CH₂)₂-、-(CH₂)₃-、のようにC(炭素)が3つ以下のものは親水性で

有り、-(CH₂)₄-、-(CH₂)₅-、のようにC(炭素)が4つ以上のモノは疎水性で有る。

疎水性とは・・・水に溶解しにくく、水と混ざりにくい性質である。

親水性とは・・・水に溶解しやすく、水と結びつきやすい背質である。

故に、ウレタンエーテル系は親水性で、ウレタンエステル系は疎水性と言えるでしょう。

2014-01-16_ウレタンゴムとは

関連のありそうな記事

コメントをどうぞ

お名前
メールアドレス
URL
コメント本文

ウレタンゴムローラー復活サービス 古くなったゴムローラーを巻き替えします
最新のコメント

ウレタンゴム加工のことなら何でも!
お問い合わせ・お見積もりはお気軽にどうぞ!

受付9時〜18時(休み:土日祝)078-927-5112  078-927-5114
ウレタンゴムのことならお問い合わせください!
ウレタンゴムローラー復活サービス 古くなったゴムローラーを巻き替えします
© 2024 株式会社立成化学工業所
TOPへ