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2014.03.04ウレタンゴムの配合の重要性
ウレタン配合の重要性について少し述べたいと思います。
当社での、ある日の会話。
登場人物 社長・・・H Kさん・・・先輩 Mさん・・・後輩
H「Mさん!昨日のMさん注型した7ショット分の内1ショット分のウレタンゴム硬度が
お客様のご指定されたウレタンゴム硬度を満たしてないよ。」
M「うわぁ~・・・ホンマですか!?ウレタンゴムの硬度が1ショット分出てないですか!?」
K「いったどうしたんや!?Mさん!!。何でウレタンゴム硬度が出てないと思う!?
お客様の指定された硬度を満たすウレタンゴム原料を使用したか!?
それと硬化剤の配合は間違ってないか!?
もう一つの可塑剤の配合は間違ってないか!?」
注釈:ウレタンゴムの注型は、ウレタンゴムの原料と硬化剤を撹拌して金型に流し込む事を言う。
又、ウレタンゴム硬度を下げる為に可塑剤というものを使用することが有る。
M「硬化剤も配合通りウレタンゴム原料100gに対して〇gなので
ウレタンゴム原料は200g計量したので、硬化剤は(〇×2)gです。ハイ、合ってますね!!
可塑剤もウレタンゴム原料100gに対して〇g入れるので、ウレタンゴム原料200g計量したので
(〇×2)gです。あっ、アレ・・・!?(>_<)」
注釈:100gに対して〇gって言うのは、Phr(パーハンドレットレンジと言う)
K「何や!?Mさん。ひょっとして、Mさん・・・」
M「ハイ、Kさんの予想されてる通りです(泣)。硬化剤と可塑剤を間違えて
逆のg数を入れてしまいました。」
K「何で思い出したんや!?」
M「ハイ!昨日の私の打ち込んだ製造日報を見直してみて、原材料のg数と配合の欄
を見て気付きました。やっぱり、毎日毎日、製造日報打ち込んでる!!
っていうのは無駄では無く、履歴を追いかけれるので良いですね。」
K「そうやなぁ~。気を付けてウレタン計量せなあかんでぇ(>_<)
又、ウチからお客様の所に出荷される前で良かったなぁ!!
それも、次の日に、昨日の分の製造したウレタンゴムのショット分のテストピース
を、きっちりウレタンゴム硬度をチェックしてるから未然に防げたんやなぁ~」
M「明日から、今まで以上にシビアに仕事していきます」
K「よーし。いいだろう!!」
注釈:テストピース・・・注型のウレタンゴムが配合通りに計られ、指定の硬度が出てるかを!?
1ショット1ショットづつ確認するためのウレタンピースである。
(13□×6T位の大きさのモノ)
絶対、ウレタンゴムの配合だけは間違えないぞぉ!!っと誓うMさんでした。
当社での日常会話を載せてみました。お付き合い頂き有難うございました。
(少しデフォルメしていますが・・・(笑))
- 畠中
琥珀 様
コメントありがとうございます。
詳細が少しコチラでは判断できませんので宜しければ、info@rissei-kagaku.co.jp
に画像とご説明の文章をお送り頂ければ幸いです。 - 琥珀
お世話になります。
ホンダのオイル封入タイプのエンジンマウントの場合はオイル部分はゴムになるのでしょうか? - 藤井 裕之
キャロル360のエンジンマウントなんですが、再生できますか?
また、費用の方はいくらくらいになりますか? - 畠中
小林様
コメントありがとうございます。サイクリングパンツの尻パットは作った事はございません。しかしながら、製作出来る可能性はあると思います。ご連絡いただければ幸いです。
- 小林秀規
初めまして、ウレタンゴムの加水分解について調べていましたら御社のhpに辿り着きました。現在弊社ではサイクリングパンツの尻パットを作成→仕入れられる会社様を探しております。御社に実際作成した作例は無いでしょうか?教えてください。よろしくお願い致します。
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