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2016.12.26ウレタンゴム原材料のNCOを一定に保つ為に当社が出来る事は?

当社立成化学工業所は
注型ウレタンゴム加工を生業にして
50年が経過しました。

ただ愚直に注型ウレタンゴム加工だけに特化して
商売を50年行ってきましたので

 

注型ウレタンゴム加工に関しては
他社に負けない、経験や知識があると
考えています。

 
本日のこのブログのメインテーマは
ウレタンゴム原材料のNCOを一定に保つ!
です。
 
ウレタン結合とは原材料のNCO(イソシアネート)
硬化剤のNH2(アミン)が反応して起こります。
 
 
故に、配合するにはアミン当量
というのが重要になります。
 
 
ウレタンゴム原材料は基本一斗缶で入荷され、
一定の温度を加温して溶融させます。
 
 
加温したり(熱履歴が重なる)、
空気に触れる事(酸化する)に拠り
原材料のNCO(イソシアネート)量が減り
 
 
最初の頃の(一斗缶を開けたて)NCO(イソシアネート)とは違って
来ます。
 
NH2(アミン)が減って来て
アミン当量の数値が正確では無く成って来ます。
 
そうすると、ウレタンゴムの成分が一定に
保てない事態になります。
 
 
その故、当社は原材料を小分けにする事に拠り
一定のNCOを保とうとしています
 
 
ウレタンゴムの原材料の
熱履歴と酸化を出来るだけ抑えるのが狙いです。
 
 
よって立成化学工業所は人にも優しい、
ウレタンゴム原材料にも優しい会社と言えます(笑)
 
 
 
ウレタンゴム原材料は基本一斗缶で入荷
されます。
 
2016-12-26-16-03-54
 

ウレタンゴムの原材料を小分けにしてる缶

 

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NH₂(アミン)当量を正確に計量する為に
現場の撹拌室に張り出している表。
 
 
2016-12-26-16-05-08
 
 
 
この様に
出来るだけ原材料をフレッシュな状態に
保つために色んな工夫を施しています
 
 
それも全てお客様の為でも
あります。
 
 
ウレタンゴムの原材料が可能な限り
フレッシュな状態で保てれば
 
 

当社で製作される
ウレタンゴム加工品の物性があがり

機械に取り付けられた時に
良い働きをするのです。

 
 
当然ECOにも繋がりますね。
 
 
当社にとって一番大切なモノは
何!?と聞かれますと
 
 
社員さん(人)を除くと
 
 
ウレタンゴムの原材料!
 
 
 
いう答えになるかもしれないですね。
 
 
本日も丁寧に扱おうと
誓いました。
 

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