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2018.09.259月は撹拌作業の徹底を行いました。

9月度は、社内的にすこしゆっくりの月でした。

こんな時は、普段しない事をするか。それとももう一度原点に

戻り基本動作を反復するかだと思います。

今回は、基本動作の反復を行いました。

私達、液状注型ウレタンゴム加工業の仕事を大きく

2つに分けようとすると。

撹拌(かくはん)と注型(ちゅうけい)の2つに分かれます。

注型とは、読んで字の如しの(金)型に液状注型ウレタンゴムを

注ぐという事で注型(ちゅうけい)。

ここで、気を付ける事は。大別すると。。。

①1点の方向から注型(ちゅうけい)する。

 これは、ウレタンゴムを液状につき、多方向から流して

 しまうと、液と液がぶつかってしまうので。そのぶつかった

 時にエアー(くうき)が咬んでしまうので。一定方向から

 注型する。

②なるべく低位置から流す

 皆さんは、コーヒーにフレッシュを入れる時等に。

 上の位置からドボドボと淹れるでしょうか。

 そんな事をしたら服にフレッシュやコーヒーが

 飛び散ってしまい汚れてしまいますよね。

 液状ウレタンゴムの場合は、エアーの元に成って

 しまいますね。

 故に、金型からなるべく近い位置から液状ウレタンゴム

 を流す事にしています。

 

撹拌という仕事は、ケーキを作製する時に

クリームを泡立てたりする時にする混ざる作業に

似ています。気を付ける事は、こちらも大別すると

2つです。

①泡(エアー)を巻き込まない

 ウレタンゴム注型品で不適合になるのは、

 エアー・異物(ゴミも含む)に成ります。

 如何に再脱泡(再び泡を抜く作業)が有ると言っても

 再脱泡をすればするほど、注型ウレタンゴムの原料は

 粘度が上がって来るので、注型し難くなります。

 故に、撹拌作業の時にエアーを巻き込まないように

 慎重に作業をする様に作業員は心掛けています。

②異物を入り込ませない。

 当社は、残念ながら無菌室やクリーンルームでお仕事を

 してるわけでは無く、コンクリートの打ちっぱなしの所で

 仕事をしていますので。異物などが入る可能性が

 有ります。故に、撹拌するペラや原料が入っている容器

 撹拌室などは出来るだけ綺麗にして異物を入らないように

 しております。

 

その、撹拌(かくはん)と注型(ちゅうけい)が、注型ウレタンゴム加工

に於いてどちらが大きなウェイト占めるかと言いますと。

撹拌(かくはん):注型(ちゅうけい)=8:2 の割合です。

それ程、注型ウレタンゴム加工にとっては、

撹拌作業は大切と言われています。

故に、9月度はすこし基本に戻って、

注型作業をもう一度見つめ直す事にしました。

長い文章を読んで頂き、誠に有難うございました。

 

違う角度からの写真です。

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