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2019.08.31ウレタンゴム硬度計とテストピースの保管の仕方!
本日、お客様からこんなご質問がございました。
ウレタンゴムの硬度はどのような計器で
どのようなモノを測定されていますか?
はい。その様なご質問も偶に
ございます。
よって、この様に写真を送り
お答えしております。
当社のお仕事は
液状注型ウレタンゴム加工です。
ウレタンゴムというモノには
硬さ(硬度)があります。
基本、私共の会社は
お客様から頂いた図面に
基づき、図面通りの製品を
製作します。
ここでもう一度
当社のお仕事の流れを
おさらいしておきますね。
- ウレタンゴムの原材料を受け入れる(仕入れ)
- ウレタンゴムの硬化剤を受け入れる(仕入れ)
- ウレタンゴムの原材料を溶融する
- ウレタンゴムの原材料を計量する(製品に合わせて)
- ウレタンゴムの硬化剤を計量する(原料に合わせて)
- ウレタンゴムの原材料とウレタンゴムの硬化剤を撹拌する
- 撹拌した液状ウレタンゴムを型に流し込む
- その際、硬度が分かる様にテストピースも取る
↓
そのテストピースの金型が上記のモノです。
テストピースはこの様なモノ
になります。
この様な硬度計でテストピースを
計測します。
TECLOCK社様製の
A硬度計です。
以前にも言いましたが
再度、説明させて頂きます。
- A硬度計・・・主に、合成ゴムやウレタンゴムなどのゴム全般を計測します
- C硬度計・・・主に、スポンジなどの柔らかいモノを計測します
- D硬度計・・・主に、樹脂やプラスチックなどの硬いモノを計測します
計測する所の、針の形状がそれぞれ違うのです。
又、その話しは、別の時に説明しますね。
下記の様に、日にち事に分けて
保管しております。
拡大してして頂いたら見えるのです
↓
金型の底面に、アルファベットを
彫り込んでいます。
で、液状ウレタンゴムを
このテストピースの金型に
注型して
その後、製品と同じ様に
硬化させて
その後、テストピースを脱型すると
アルファベットが転写されて
AとかBとかCとか
テストピースに刻まれます。
ちなみに、当社では
- A・・・私
- B・・・工場長
- C・・・課長
です。
一応、まだ現役で現場仕事のやる気は
満々です(笑)。
例えば、
Bの工場長が、
2019年8月29日に
ウレタンゴム硬度90度の注型を6ショット
ウレタンゴム硬度50度の注型を3ショット
ウレタンゴム硬度20度注型を1ショット
現場作業をしますと
Bと裏面に彫り込まれてるテストピースの内
90という数字を書いているテストピース×6個
50度いう数字をかいているテストピース×3個
30度いう数字を書いているテストピース×1個
(あくまでも、例えです )
が出来上がって来ます。
こんな感じですね
↓
これが、加硫炉です
↓
製品と一緒に上記の加硫炉に入れます。
加硫の話しも、又別の時にしますね。
で、次の日の
2019年8月30日の朝に
↑上記の硬度計で計測します。
硬度が出てなかったり、狙った硬度じゃなかった
場合
全て破棄処分にしております。
但し、
ウレタンゴムライニング分については
ウレタンゴムを剥離させ
再度、一から作業をしなおします。
ウレタンゴムライニングについては
又、別途説明致しますね。
で、
その計測したテストピースは
2ヶ月分を1箱に入れます。
↓
3S活動に従い
表示標識はキッチリ行っています。
上記を見て頂けると
お分かりの様に
テストピースは一年間保管をして
履歴を追えるようにしております。
硬度の計測日記はノートに記入したのち、
パソコンの中にデータを
打ち込んでいます
勿論、クラウド上にもデータを
置いています。
よって、いつでも硬度履歴は追えます。
安心して、お客様の硬度通りの
品物を製作致します。
今回もブログをお読みいただき
ありがとうございました。
ウレタンゴム加工の事なら
安全・安心・楽しい
ウレタンゴム屋の
立成化学工業所に是非、
ご用命くださいませ。
- 川井 英明
初めまして、1969年式マツダコスモスポーツの
エンジンマウント、デフマウントが劣化してガタガタします。
取り外し送付して判断して頂けますか? - 畠中 浩
匿名様
コメントありがとうございます。
> #90=硬度90=90A でしょうか?
正解です。宜しくお願いします。
- 匿名
#90=硬度90=90A でしょうか?
- risseiadmin
株式会社前田様
コメントありがとうございます。
軸部がSSという事なら、ウレタンゴム部のみの巻替えで充分かと思われます。
宜しくお願い致します。写真か簡単なマンガ図でも送って頂ければ見積もり
をさせて頂きます。
mail info@rissei-kagaku.co.jp FAX 078-927-5114
です。 - ブルーイングテクノロジー株式会社
お世話になります。 ブルーイングテクノロジー(株)前田と申します。
・今回外国製のターンテーブルで使用されていますローラーを交換しようかと思っています。
外径130φ、厚み40mm、内径25φ 軸部材質:SS ゴム材質:ウレタン
摩耗により外径が120φ程度になっているので交換したいのですが
こちら沖縄県を考慮した上で、全部新規 OR ゴム部のみ巻き替えがいいのかわかりません。
御検討宜しくお願い致します。
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