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2023.04.25高品質な製品に欠かせない熱伝導性:キャスタブルウレタンゴムの加工における重要性

当社ウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所はキャスタブルウレタンゴムを
主の成型方法として商いを行っております。社歴は50年を超えており
今まで色んなキャスタブルウレタンゴムの製品を製作してきました。

その中で、筆者(私=社長)が考えていますキャスタブルウレタンゴムにおいて
如何に熱(加温)が大切か!?をこのblogではお伝えしたいと思います。お付き
合い頂ければ幸いでございます。

当社のキャスタブルウレタンゴムいや、合成ゴム全般のお仕事にとって熱(温度)
の管理は成型(当社では注型と言います)の良し悪しを決める重要なファクターに
なってきます。

ハッキリ言うと、温度管理を疎かにしているウレタンゴム屋さんの製作する
ウレタンゴム製品は品質的にはもう一つと言っても過言ではないと言えます。



私共の先代の社長(亡き父親)からも熱については散々wwお小言を頂いて来ました。
今でも良くも悪くも鮮明に覚えております。下記の3つの事を口を酸っぱくして僕に
指導してくれました。

 

  • 金型における熱伝導の大切さ
  • キャスタブルウレタンゴムの原材料の温度(熱)の安定
  • キャスタブルウレタンゴム成型に必要な硬化剤の熱の掛け方

 

この3つの要素をまず私がこの手のひらサイズのウレタンゴム加工の立成化学工業所
に入社した時に言われました。今回のブログでは①金型における熱伝導の大切さ
だけを述べさせて頂きます。


私共のキャスタブルウレタンゴム成型で一番管理をしないとイケないのは熱盤の温度!
細かく言いますと、熱盤にセットしている金型の温度ですね。この金型の加温している
温度が高過ぎても低すぎてもダメなんです。金型の温度が低いのは、硬化時間に時間を
要するだけなので(それでも多少品質に影響あり )大丈夫ですが、金型の温度が高いのは
キャスタブルウレタンゴム成型においては致命的で、その状態で成型(注型)された
ウレタンゴム製品はパッと見るとウレタンゴムの形はしていますが。。。


しかし、ウレタンゴムの形をした製品!というだけで物性的にはキャスタブルウレタンゴム
特有の強い抗張力や抜群の耐摩耗性という項目を満たしてはいまません。それゆえ、金型の
温度は慎重に慎重を掛けて常に温度センサーでチェックしてきました。


しかし、当社の職人さんも日々忙しく現場仕事を熟してくれている中、その温度チェックだけ
に余りにも時間を取りすぎるのは製造ロスに繋がりますので、温度ヒーターを新しく設置
しました。この温度センサーでしたら、数値がキャスタブルウレタンゴム成型をしながら
把握出来ますので一石二鳥の代物です。

 

少し見辛いですが、木の板に張り付けてるのがその温度センサーです。2021年から
2023年に掛けて全プレス台に設置させて頂きました。コレで、良い品質のキャスタブル
ウレタンゴムプレス加工品が製作出来ます。

 

 

今回、老朽化していますプレス台もオーバーホールに出して、パッキンを交換させて頂き
ました。それによりキャスタブルウレタンゴム成型のプレス加工のプレス圧もしっかり
上がっております。しっかりプレス出来る事にキャスタブルウレタンゴム成型品の密度
(人間の骨密度みたいなモノです)もアップしました。

 

 

今期末には後2台程入れて、キャスタブルウレタンゴム成型プレス加工品に必要なプレス台
も7台態勢で臨みます。大きいプレス台(400▢)も入れて更にパワーアップしていきます。
勿論、温度センサーもその2台には設置します。


是非、今後ともウレタンゴム成型プレス加工品の事なら高品質のウレタンゴム製品を追究
しているウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所をよろしくお願いいたします。

 

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