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2024.04.22熱を加えない熱硬化型注型ウレタンゴム製品なんて。。。

皆様!お世話になっております。!いつもコチラのHPのウレタンゴム加工.COMを
ご覧下さり誠にありがとうございます。

今回のblogのお題は、前回の加硫炉②故障における原因と対策をウレタンゴム屋
なりに考察致します。事が起こった時に、如何にリカバリーが大切か!?っと
いうのをコチラの読者様とご一緒に考えて行きたいと思います。

今回の加硫炉②の電気系統の不具合は実は簡単な事だったのです。しかし、ウレタンゴム
以外は本当にど素人のウレタンゴム屋の我が社(いや、社員さんは違いますね)。どこを
どうしたら加硫炉②の電気系統の不具合が治るのかは手立てさえ分からず途方に暮れて
しまいました。



其れが、実はとっても簡単な事が原因で加硫炉②の電気系統の不具合が起こっていました。
勿論!社長である私が原因を究明出来た!んです。と言いたいところですが。。。やっぱり
頼りになるのは我が社の優秀な現場担当者でした。


上記の写真で確認して頂くには小さいですね。温度設定の所のボタンに色んな機能が
あるのです。その場所にRUNという設定をするボタンがありました。其のボタンを
何故かRUNではなくSTAYという設定にしていたため、いつ迄経っても加硫炉②の
温度は27~8度から上には稼働しませんでした。

たった其れだけの為に、折角現場の担当者が注型(成型)したウレタンゴム加工品が
ダメになる所でした。しかし、安心してください!どの製品もキッチリとリカバリー
出来てウレタンゴム注型品は一次加硫から二次加硫へと工程は踏みましたので。


では、どうしてこの様な事が起こったのでしょうか?製造業の社長いやウレタンゴム屋
の社長として考えてみました。それは、絶対こんな所は触る事がない!!という思い込み
があったからだと。2024年4月15日の夜。その場に居合わせた社長である私・
工場(こうば)の責任者の工場長・現場をまとめてくれている課長の3人が揃っていました


それでも、誰一人としてその加硫炉②のボタンには触れようとはせず、ヒーター回りの
所を懸命に触ろうとしていました。上記の3人は、実はもうこのウレタンゴム加工.COM
を運営してる株式会社立成化学工業所に来て(職について)、もう20年を超えて
います。



故に、工場(こうば)の現場の有り方・ウレタンゴム加工の有り方・機械の対応の仕方
の考え方が凝り固まっている事は否めません。故に、少し新しい発想を思いつかないの
も事実です。



其処に、一人でも注型ウレタンゴム加工に対するといいますか、ある意味素人考えで
の発想が出来る方が一人でも居れば、問題はすぐ解決出来たのかもしれませんね。

 

この教訓は、この問題に留まらず注型ウレタンゴム加工に関する考え方もこの様に色んな
角度から見れる様にしないとダメだと考えました。



ウレタンゴムの新たな発想。もう少し、ウレタンゴムの事をメタ認知していかないと
イケないと。例えば、下の3つの事を深掘りしながらお客様に新たな提案をしないと
ウレタンゴム加工.COMは生きて行けないんです。


  1. ウレタンゴムの歴史
  2. ウレタンゴムの化学(バケガク)的な事
  3. ウレタンゴムの新たな用途

 

その為に先週末から、化学(バケガク)的な事は一日60分取って再度勉強を始め
ました。勿論、自分の為・立成化学工業所の為もございます。しかし、一番は
コチラのウレタンゴム加工.COMのホームページを見に来て下さったお客様の為
でございます。精一杯頑張ります。

 

 

追伸です。今回の加硫炉②の電気系統の不具合で1つだけ良かった事がござい
ました。其れは、加硫炉②の後ろ側に付いてるサーモスタッドがキッチリ効いて
いる!という事が分かった事です。



スイッチが正常に作動した後にある温度に達すると、“バチン”と音を立てて
スイッチがOffになったので、何があったのか?と考えた時。そうだ!そう言えば
スイッチが異常な時に、このサーモスタッドの温度設定を少し低めに設定する為に
目盛りを触った事を思い出しました。



この加硫炉②がウレタンゴム加工.COMに搬入されて20年。最初に設定したサーモスタッドの
目盛りを変更した事がなかったので、今回の事で確認出来ました。
転んでもただは起きぬ!立成化学ですね。


今回も少し抽象的な話しに終始しましたが、お読み頂き誠にありがとうございました。今後とも
ウレタンゴム加工.COMを何卒宜しくお願い致します。

 

 

 

 

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