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2024.01.16熱力学の奥深さ: ウレタンゴム加工における最適温度の探求

皆様!こんにちは!!ウレタンゴム加工.COMのHPの管理人並びに
ウレタンゴム加工の株式会社立成化学工業所の社長の畠中です。

本日もコチラのブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
今回のブログの題材はお客様からご指摘(クレームではありません。)
頂く事によって、当社が扱うウレタンゴム加工において如何に
熱力学が大切かという事をお話しさせて頂きますね。

宜しくお願い致します。


このblogの内容は熱硬化型ウレタンゴム加工を生業にしている同業他社様で
も起こり得る事例じゃないかと考えられます。事の発端は。。。

一度目のウレタンゴムローラーをご注文いただいた時から始まりました。
その時のご指定したウレタンゴムローラーは硬度〇〇度でした。ウレタンゴム
のローラーとしては案外高く、弾性力もそれほど高くない (クッション性がない)
ローラーなので、そのウレタンゴムローラーでモノを上手く送る事が出来るのか
なぁ~と私自身は考えていました。


そのご注文頂いたウレタンゴムローラー2個は私自身の心配も杞憂に終わり、
2度目のウレタンゴムローラーのお仕事依頼が来ました。有難いですよね。
お仕事のリピートを頂けるのは。。。其れは一回目のウレタンゴムローラー
(お仕事)を評価して頂いた証ですからね。

2度目のウレタンゴムローラーのご依頼は6個。お客様が上手く横展開されたのか
其れとも機械が最初の機械とは別にもう2台あったのか定かではございません。
しかし、しっかりと6個のオーダーを頂きました。ありがとうございます。

その出来事を時系列に書きますと。。。

 

  1. 2023年の7月頃   ウレタンゴムローラー硬度〇〇度2個ご発注
  2. 2023年の11月頃  ウレタンゴムローラー硬度〇〇度6個ご発注
  3. 2023年の12月末頃 ウレタンゴムローラー硬度〇〇度6個分の
    違和感(ご指摘)あり

 

当社は色んな場面での履歴を取っています。特に大事にしてる履歴は

 

  • 熱盤(金型)の温度
  • ウレタンゴム原材料の配合
  • ウレタンゴム製品の硬度記録

 

この3つメモ(ノートに記入)を取りパソコンに落とし込んでDropBoxというクラウド
に保管しております。よって、何かしらの問題が起きますとすぐ履歴を追える様に
しております。

 

今回のお客様の違和感(ご指摘は)。。。どうもウレタンゴムローラーで送ったモノが滑って
弾性力に欠ける!という事でした。こういう場合、普通の製造業の会社様ではどう対応
するのだろうか?と私なりにすぐ答えを出さないで社員さんの色んな意見を総合しました。

 

そして、色んな保有しているウレタンゴム加工におけるデータを見てみると少し違和感が
ある所がありました。

少し話しは変わりますが、ゴム業界でも何か規格をという観点で考える時にはJIS規格
というのを持ち出して来ます。例えば、ゴムの外径は図面に指示が入っていないと±0.2
(大きさに拠ります)がJIS規格なんですよ!と言われてます。



ゴム加工の中で重要視される指標として硬度というのがございます。其れは、読んで字の如し
でそのゴムがどれくらいの硬さ(柔らかさ)を持ち合わしてるかという指標です。それが大変
重要なファクターになってきます。又、その硬度を示す値のJIS規格が±5度と言われて
います。

 

そいう意味では、今回のウレタンゴムローラーの硬度〇〇度の公差±5度には入っていた
のです。しかし、其れでもお客様が使用して頂いたウレタンゴムローラーでは違和感が
あったという見解でした。


その謎を紐解こうと色々データを見てみると、その6個のウレタンゴムローラーを
注型した熱盤に温度ムラがある事に気づきました。熱盤(金型)の温度が熱硬化型ウレタン
ゴム成型に多大な影響を与える事を知っていますので其れしか原因が考えられないなと
言う結論が社内で出ました。

 

いつもこのウレタンゴム加工.COMのブログで言ってます通り、熱硬化型ウレタンゴム
注型にとって一番大切な3つとは。。。

 

  1. (原材料の)熱履歴
  2. (原材料に影響を及ぼす)湿度(水分)
  3. 温度(原料温度・金型温度)

 

です。この中の3番目の金型温度が熱硬化型ウレタンゴム加工における
最適温度になってなかったのが原因だと判明しました。


コレは私どもにとって本当に有難い違和感(ご指摘)になりました。私も
現場の職人(さん)の皆も温度の大切さを痛感した出来事になりました。
本当にありがとうございました。


其処で、早速違和感があった熱盤の温度センサーを一新して安定した
温度管理が出来る様にしました。

 

 


先ずは、分解して温度を供給してくれるヒーター部分の掃除から始め
ました。

 

 

熱源の温度供給を妨げる異物が多すぎですよね。

 

 

たったコレだけのサーモスタットで温度管理をしたので、もっとしっかりとした
温度管理が出来るサーモスタットに変更しました。

 

 

 

 

 

新しいタイプのサーモスタット機能が付いたヒーター温度管理機(通称ww)
になりました。コレで異常があればすぐ目で見て分かるようになりました。

 

 

早速イイ感じで熱硬化型ウレタンゴム注型を行えています。やはり、我々製造業は
お客様によって成長出来るんだなと痛感致しました。本当にありがとうございました。

コレからもお客様のお役立ち出来る様、現場+営業がしっかりと社内で話し合って
対応させて頂きますので安心してお仕事のご依頼をして下さいませ。お待ちして
おります。

 

本日もコチラのブログをお読みいただき誠にありがとうございました。
又のご訪問をお待ちしております。

 

 

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