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2024.05.23提案と改善とウレタンゴム加工業!!

皆様!こんにちは。いつもコチラのblogをご覧下さり誠にありがとうございます。
本日はウレタンゴム加工屋の整理整頓清掃活動の中で拘りの部分をお知らせすると
共にその活動の中でお客様にお役立ち出来る事をお知らせさせて頂きます。

今回のblogの内容は注型ウレタンゴム加工屋の現場仕事でのちょっとした改善作業
についてです。しかし、実はコレは今までウチの会社に長年居てる人の改善活動で
はなく一番最近に入った注型現場の職人さんによるものです。長年その世界に居ますと
そういうコードでモノを見てしまいガチですね。

この職人さんみたいに物事を大きな視野でみる(所謂メタ認知しないと)事をしないと
イケないです。



このblogを読んで頂いている方は恐らく製造業の方が多いと思われるので、ひょっと
したら何~んだと思われるかもしれません。しかしながら私共の注型ウレタンゴム
加工というのはこの様なちょっとした気付きによってウレタンゴム製品の物性が
大きく変わりますので非常に重要な事だと捉えております。少しの間お付き合い
下さいませ。

 

 

コレが実はビフォアです。この秤は当社にとっては実はなくてはならないモノです。
この秤で我が社が扱う液状注型ウレタンゴム原材料を計量するのです。我が社の
お仕事は手のひらサイズです。其れにも増して少量多品種のお仕事を引き受けて
おります。



よって、注型ワンショット当りに使うウレタンゴム原材料は本当に小さなPPビーカー
(200cc、300cc用)で事足りています。ちなみにPPビーカーというのは
ポリプロピレンビーカーの略になります。よって写真の様な秤でイケるのです

 

 

さて、この上の秤がアフターです。変化しているのが分かりますでしょうか?
そうなのです。秤の上の部分がアルミホイル→アルミ板に変化しております。
私この会社に来て四半世紀!実はずっと上記のアルミホイルを秤皿の上に
敷いていました。



ウレタンゴム原材料はどうしても液状につき、計量するときに秤皿の上が
液体で汚れてしまいます。また粘度が水と違い粘度が高いので厄介です。
其れを防ぐ為に秤皿の上をアルミホイルで覆っていたのです。しかし、其れ
でもやはりアルミホイルを敷いてから時が経過しますと汚くなって来て、
お客様が工場見学に来られた時にこの秤を見られるとどうしても不衛生に
見えてしまいます。

 

(ビフォアアフター)

その点、上記の写真の右の秤皿の様にアルミ板を据え付けますとスグに
ウレタンゴム原材料が拭き取る事が出来、秤皿の上はいつまでも清潔に
保てます。勿論、お客様が工場見学に来られてもしこの秤を見られても
「あっ、整理整頓清掃(3S活動)しっかりされてる会社だな!」と思って
頂ける筈です。

 

どうしてこういう事を続けているかと言いますと、私共のお仕事の構造上
以下の事柄が影響してくるからですね。

 

少しの意識の違いによりウレタンゴムの製品の品質
に大きな違いが出る!!

 

コレは恐らく今からAIがどれだけ進歩しても、注型ウレタンゴム加工は人によって
しか行えない!と思うからです。特に当社の注型ウレタンゴム加工はそんなにLOT
も多くない、少量多品種なので大企業様がAIを導入してもpay出来ないと思います
しね。。。

 

コレからもこの様な小さな改善活動を工場内で行い少しでもお客様のご要望の品質に
応えるべくやっていきます。



この秤皿を実際に見てみたい!という方がいらっしゃいましたら工場見学はいつでも
お待ちしておりますので、お気軽にお問い合わせください。勿論、お仕事のご依頼
相談もお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

本日も暑い中当社ウレタンゴム加工.COMのblogをお読みいただき誠にありがとう
ございました。

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