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2024.11.063S活動を続けているから見える景色がある!?
皆様!おはようございます!いつもウレタンゴム加工.COMをご覧いただき
誠にありがとうございます。11月の最初の3連休も明け、本格的な秋の
到来ですね。明日11月7日は立冬(りっとう)という日です。しかしながら、
まだまだ冬は来そうにないですね。
ウレタン屋にとっては、秋冬というのは湿度がある程度低いので注型し易い
時期です。しかしながら、ココからは熱を如何に上手く伝えるかが勝負になって
来ます。色んな意味で、季節が進むにつれ異なった現象が起こるのは、私達の
お仕事というのは化合物(化学反応して出来るモノと解釈しています)を相手に
していますので仕方ない事ですね。
常に有難いという気持ちで現場の社員さん・我々間接的な人間もモノづくりに
励んでおります。何卒宜しくお願い致します。さて、今回のblogは毎度おなじみの
私達が日頃力を入れている活動!❝3S活動❞に付いてまたまた触れて行きます。
少しの間お付き合い下さいませ。
品質に結び付いてこその3S活動!?
私達は年間約240日、営業活動をこの工場(コウバ)で行っております。その240日
の内3S活動をしない日はありません。全ての日で朝20分と気付いた時にすぐやる
3S活動を推し進めております。
2008年からしている3S活動以前は、こんな風な光景は見られませんでした。ビフォー
アフターがなく申し訳ございません。今現在の攪拌室のデシケーターさん達です。
私達は液状注型ウレタン加工をしていますので、どうしても作業時に使う軍手に
液状のウレタンが付いてしまい、軍手が(口語になりますが)ネチャっとした状態
になります。故に、その軍手でデシケーターのコック(オレンジ色)の所を持って
お仕事(ウレタン原材料を脱泡)をする為、オレンジ色のコックはどんどんアクが
付いていきます。
その為、2008年の3S活動以前はこのコックのオレンジ色が見えるのは
年末の大掃除の時から年明けの1週間位だけでした。其れが、今では常にこの
コックのオレンジ色が顔を出しています。其れだけでは、品質にも結び付かない
と私も皆様も思いますよね。しかし、一つが綺麗になると他の汚れている所が
目立ち気になって来ますよね人間の心理としては。
この数年はこのデシケーター部分だけではなく、攪拌室やウレタン原材料加温する
加硫炉もピカピカになって来ました。
ココまで来るともう品質にダイレクトに影響を及ぼす様になりました。
この綺麗さになる前に、注型ウレタンのプレス加工で製作しているパッキンの
歩留まりが劇的に改善されました。私が、仕上げ・検査をしているので間違い
無いです。
2008年いやこの加硫炉が劇的に綺麗になった2021年頃からは、1日
生産するパッキンの不良が21/70→7/70という改善が見られました。
およそ不良率が1/3になりました。10%も不良があって大丈夫なの?
と思われたと感じています。其れほど、そのプレス加工で製作するウレタン
パッキンの難易度は高いのです。
以前の不良は、ゴミや異物でした。この加硫炉の上や下や横にウレタン原材料や
硬化剤の飛び散ったアクなどが所狭しと付いていましたからね2021年以前は。
3S活動を突き詰めるとどんな景色が見えるかな!?
私達、ウレタン屋は勿論製造業で、モノを作らないと商売になりません。ネット
販売とかと違い、必ずモノを創る場合はその場所が汚れてしまうという現象が
起こります。仕方がない事なのです。
例えがオカシイかもしれませんが、皆様が2~3ヶ月に1回は行かれるであろう
散髪屋さん!
あの散髪屋さんも髪を切って貰い、終わったら床に落ちた髪の毛を集め床掃除
をされていますよね。もしアレが、時間がないからと言って1日の営業時間の
終わりに全てのお客様の床に落ちた髪の毛を一度に掃除しようとする散髪屋
さんが有ったら気持ち悪くて、間違いなく誰も行かないですよね。
ウチの工場(コウバ)も、製造しながら掃除も同時に行う!というのが理想です。
しかし其れは効率的にも良くないので、当社の工場(コウバ)内ではお仕事が
終わる17時~18時位の間に整理・整頓・清掃を行っております。
故に、朝来たら本当にスカッとしてて気持ちのいい工場(コウバ)になっています。
特に、コレから来る秋冬には凛とした感じが出て、お仕事をさぁやるぞ!っと
いう気になる工場(コウバ)だと自負しています。
当社はコレからもっともっと綺麗になります、いや、します!全国のウレタン屋
さんの見本になれる様頑張って行きます。ウレタン屋さん=汚れて当たり前!と
いう固定概念を覆す位になります。そうする事で、私共も社員さんも見えて来る
景色が又変わって来ると感じています。
確か、強豪ラグビーチームの監督さんが言っておられた言葉を思い出します。
常に前へ
私達、ウレタンゴム加工.COMは常に前へ!の精神でお客様のお困り事に
お役立ちをしていきます。勿論、3S活動を通じて品質upに繋げていきます。
コレからも是非ご期待くださいませ。宜しくお願い致します。
本日もコチラのウレタンゴム加工.COMのblogにお付き合い下さり、ありがとう
ございました。
- 藤井 裕之
キャロル360のエンジンマウントなんですが、再生できますか?
また、費用の方はいくらくらいになりますか? - 畠中
小林様
コメントありがとうございます。サイクリングパンツの尻パットは作った事はございません。しかしながら、製作出来る可能性はあると思います。ご連絡いただければ幸いです。
- 小林秀規
初めまして、ウレタンゴムの加水分解について調べていましたら御社のhpに辿り着きました。現在弊社ではサイクリングパンツの尻パットを作成→仕入れられる会社様を探しております。御社に実際作成した作例は無いでしょうか?教えてください。よろしくお願い致します。
- 畠中
北山様
コメントありがとうございます。
>姫路方面のお祭りで屋台(神輿)を移動させるのに、鉄車輪にウレタンをまいた車輪を用いた台車を使用しています。
その車輪のウレタンが剝がれているのですが、その様な張替は対応可能でしょうか?勿論、可能です。もし宜しければ姫路に行く予定がありますので
見に行かせて頂く事も可能です。メールにてご連絡下さいませ。畠中
- 北山敏明
姫路方面のお祭りで屋台(神輿)を移動させるのに、鉄車輪にウレタンをまいた車輪を用いた台車を使用しています。
その車輪のウレタンが剝がれているのですが、その様な張替は対応可能でしょうか?
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