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2023.01.26自然の前ではウレタンゴム屋もなんと無力なのか!?

おはようございます!本日もお忙しい中ウレタンゴム加工.COMのブログ
にお立ち寄り頂き誠にありがとうございます。
今日のコチラのブログはウレタンゴム加工の話しではなく、一般常識的な
お話しを綴らせて頂きますがお許しいただければ幸いです。


2023年1月25日に10年に一度位の大寒波が日本列島を襲い我が社が
ございます兵庫県神戸市西区も影響を受け急遽昼から会社都合で臨時休業と
いう事態に陥りました。コチラのブログを見て頂いてるお客様を始め、今まで
お取引を頂いておりましたお客様にもご迷惑をお掛けした事!ココでお詫び
致します。申し訳ございません。

 

 



実は、ココ数年も何度か寒波が来る!台風が来る!!という事を気象予報や
ニュースで見聞きしていたのですが、実際の被害はあまりなく上手く兵庫県神戸
市はすり抜けて来た記憶がありましたので今回も少し油断をしておりました。



 


それが今回はウレタンゴム加工の立成化学工業所がある神戸市西区は言い方に語弊
が有るかもしれんが、バッチリ災害に合う地域になってしまいました。降雪も凄か
ったのです。しかし、それ以上に降雪に寄る道路の凍結が凄く、立成化学工業所で
働いてくれてる社員さんは殆どが車通勤なので会社に来る術が有りませんでした。



本当に大袈裟な言い方ですが、


自然の前では人間は何と無力なのか!!

 


を思い知る事になりました。本当に人間という生き物も怖い生き物ですが自然の脅威
にはなす術なしですね。しっかりリスクヘッジして生きていかないととこの氷柱を見て
呆然としておりました。





生活の中でのリスクヘッジも大切です。しかし、ウレタンゴム屋ならではのリスクヘッジを
少し述べさせて頂きたいと存じます。ウレタンゴムの原材料は常にfreshな状態を保てるよう
にしておかねばなりません。その為に何の脅威からウレタンゴム原材料を守るべきなのか
を考えました。それは、やはり以下の3つから守るべきだと。。。

 

 

  1. 温度( 熱)
  2. 湿度(水分)
  3. 熱履歴(繰り返し)




酸素(O2)や水分(H₂O)からの脅威はウレタンゴム原材料のイソシアネート基(NCO)
を破壊しかねないので非常に厄介な存在です。故に当社では、下記の様にウレタンゴム
原材料の窒素置換を行って常にウレタンゴムの原材料の酸化を防いでイソシアネート基
(NCO)が落ちない様にしております。





又、注型ウレタンゴム加工の注型作業の前にも必ず材料の温度を測定する様に徹底
しております。其れは何故かと言いますと、ウレタンゴムの原材料の温度が高過ぎる
とすぐ硬化剤と反応してしまいます。そうしますとウレタンゴム製品の物性が悪く
なってしまいますから。品質第一でお客様に貢献している立成化学ではあっては
ならない事ですよね。






 

今回の自然という脅威には無力だったウレタンゴム加工の立成化学工業所ですが、上記の
3点の脅威には絶対屈しない覚悟でコレからも熱硬化型注型ウレタンゴム加工を
続けて行きます。


今回もコチラのブログをお読みいただき誠にありがとうございました。では、又明日
ウレタンゴム屋のブログでお会いできるのを楽しみにしております。

 

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