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2023.05.02硬度が変わるとどうなる?ウレタンゴムの物性と硬度の関係性について


本日も、ゴールデンウイーク真っただ中のお忙しい所、コチラの
ウレタンゴム加工.COMのホームページに起こしただき誠にありが
とうございます。

本日(2023.5.2)は本当にお天気も良く、絶好のゴールデン
ウイーク日和ですね。お仕事では無い方々はごゆっくり楽しんで
下さいませ。私共は、しっかりとウレタンゴム加工を行っていき
ます。

本日は当社立成化学工業所が2ヵ月に一度必ず行うお仕事について
少し解説させて頂きます。読んで下さり本当にありがとうございます。



テストピース(硬度測定用ピース)の整理と廃棄

 

このお仕事はウレタンゴム注型屋としては当たり前のお仕事ではない
と考えます。当社株式会社立成化学工業所だからしてるお仕事であり
ます。

当社のウレタンゴム製品やウレタンゴム原材料への考え方がこの様な
お仕事を定期的にする基盤となっております。その考えは3つに絞ら
れます。


 

  1. ウレタンゴム原材料の熱履歴に拘る
  2. ウレタンゴム注型に必要な金型の熱伝導に拘る
  3. お客様へ納品した製品の物性(履歴)に拘る

 

 

①、②の考えは、ウレタンゴム原材料を毎日どれくらい計量した・どれくらい
ウレタンゴム原材料を加温したかの表で見る(チェックする)事が出来ます。





 

今回のお話しは、③の考え方ですよね。そうです!お客様へ納品した製品の
物性にトコトン拘りたいという考え方です。残念ながら、私共の様な10人
足らずの工場(コウバ)を経営してる会社にウレタンゴムの物性を測定する機器
は置いておりません。

 

では、何(どういった方法)でお客様に納品させて頂いた製品の物性を測定させて
貰ったら良いのでしょうか?それは、注型ウレタンゴム製品の実際に製作した
硬度!!しかないんですよね。よって、それを可能にするのが製品と一緒に製作
したテストピース(硬度測定用ピース)です。

 




そのテストピースのウレタンゴム硬度がお客様の要望されたウレタンゴム製品の
硬度と同じ数値が出れば当社と致しましては、ウレタンゴム物性は原材料メーカ
ー様のカタログ数値と同等のモノが出ていると判断しております。



又、このテストピース(硬度測定用ピース)の整理と破棄の時点で私は、以前の
テストピースこの小さい袋からアットランダムにテストピースの集合体の袋
からテストピースを取り出しもう一度(一年後)に硬度を測定します。



その時点で硬度が1年前より乱高下していたり、又テストピース自体がベタベタ
していないか?等を確認します。テストピースがベタベタしていると悪い物性の
ウレタンゴム製品に起こる現象の❞加水分解❞が起こってる可能性が残ります。


今まで何年もこのお仕事に携わって来ました。しかし、上記の様な硬度の乱高
下やベタベタ感も感じる事はございませんでした。其れは、キッチリとした注型
ウレタンゴム成型に関わる全てのお仕事の管理が出来ているんだと想像出来ます。
有難い事です。

 

 

 




コレからもこの上記の様なお仕事を2ヵ月に1回欠かす事なく続けて
いきます。そうする事でお客様にお役立ち出来る企業になる!!という
事を信じて。。。

 

本日もお忙しい中、コチラのホームページのblogにお越しくださり
また拙いblogの文章にお付き合い頂きありがとうございました。
又のご訪問をお待ちしております。

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