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2023.08.08素材の神髄:注型ウレタンゴム加工の魔法に迫る!?

本日も暑い・熱い中コチラのウレタンゴム加工.COMのホームページ!
またブログにお越し頂き誠にありがとうございます。

本日のブログは当社株式会社立成化学工業所の中心のお仕事であります
注型ウレタンゴムの魔法!?について迫ってみたいです。

まず、手始めにコチラのYoutubeの動画を観て頂ければ幸いです。




如何でしょうか?主な製造業の現場でよく見かけられる所謂最新鋭の精密機械
は何処にも出て来ませんよね。そうなのです、私共はこのIT化やDX化等と言わ
れている世の中の真逆を行く、本当に人間による人間ならではの又、人間の精密
機械の様な勘と経験を頼りにしている仕事なのであります。

 

少し順を追って今回のウレタンゴムライニング品の注型工程を説明させて
頂きますね。



先ずは最初にウレタンライニングが施される鉄の部分をウレタンゴム型に
セットしていきます。

 

 

このセットも本当に色んな工夫がされています。ウレタンゴム注型を四半世紀
して来た私でも感心する所が3点程あります。恐らくコレはAIでも気づかない
人間ならではの気付きなのかなぁと感じています。



  1. ウレタンゴム型の為にゴム型が熱で反ってしまって
    いるので重しを置いて反りをある程度抑えてる
  2. 穴を塞ぐピンもある程度の高さを出してウレタンゴムの
    熱硬化を早めてる(ゴムより鉄の方が熱伝導率高い)
  3. ウレタンゴム型の下に熱盤とゴム型の熱の伝わりを
    良くする為にアルミの長板を置いている

 

この職人さんの能力は本当にどんな高度な精密機械を扱う職人さんより
ある意味優れているんではないか!?と私自身は感じます。勿論、ハイテク
な機械を扱う職人さんは職人さんで素晴らしいのは言うまでもない事です。

 

 

 

 

どうでしょうか?この背中の屈み具合。。。ウレタンゴムの原材料に本当に
真摯に向き合ってる姿勢が出ていないでしょうか?攪拌中に出て来たエアー
を一つ残らず除去してしまおう!という気概が出ていますよね。

 

 

 

 

ウレタンゴムライニングを行う為のウレタンゴム型にセットされた
金具に注型ウレタンゴム加工をしている職人さんの手の位置を
ご覧下さいませ。

本当に出来うる限りに金型(ゴム型)に近い低い位置でウレタンゴム
材料を注型していますよね。コレが、私たちが注型ウレタンゴム屋
が人知れず呼んでいる。。。

 

注型ウレタンゴムの魔法の手の位置!!

 

というモノです。この位置が本当に高い位置から注型してしまいますと
ウレタンゴム製品はエアーだらけになりウレタンゴム製品としての物性
は果たすかもしれません。しかし。。。

 

 

  1. 製品自身の見た目が綺麗でない
  2. 其処(エアーの位置)から使用している最中にウレタン
    ゴムが
    破壊されてしまう可能性がある
  3. 其処(エアーの位置)から剥がれが出てしまう可能性が
    ある

 

そういった危険性を伴います。その為に、私達現場を実際していない社員
さんは絶対!

 

 

攪拌中!注型中!!は話し掛けない!!!

 

 

という事を徹底しています。私自身をリアルで知っている方は驚かれるww
かもしれませんが。。。この攪拌中と注型中の私の拘りは半端ないモノです
コレだけは譲れないモノです。


その様な拘りを持ちながら、我がウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所は
日々進化を遂げています。

その進化を皆様方のお仕事のお役立ちに活かせればと考えております。今後とも
何卒宜しくお願い致します。本日も長文をお読みいただきありがとうございました

 

 

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