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2023.12.12手加工における手加工によるウレタンゴム加工業!?

ウレタンゴム加工.COMの読者の皆様いかがお過ごしでしょうか?
12月も第二週に入り、2023年も残り後今週入れて3週間になりましたね。
後もう少しですので、体調を整えながら元気よくお仕事していきましょう。

さて、当社ウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所は製造業です。勿論、
どこからどう見ても製造業です。しかしながら、他の製造業様に置いてある
精密部品を作る超高級なハイスペックな加工機などは一台もありません。

以前は、其れに恥じていました。しかしながら、今現在は反対に誇りを持って
お仕事に取り組んでいます。なぜならこういう事が誇れるからです。

 

  1. 指先の感覚がお仕事の出来不出来を決定する
  2. 人間独特の感性が必要なお仕事である
  3. 毎回毎回条件が違う現場に人間ならではの機微が発揮できる

 

①指先の感覚がお仕事(品質)の出来不出来を決定する

この感覚は、実は筆者自身は5年前位までは然程感じておりませんでした。
しかし、自分自身が料理をする様になり、その頃から自社の現場を事細かく
見てみると、本当に手の感覚・指先の感覚がその製品の品質を左右する事
が良く分かりました。

 

 

この写真は私が日曜日にバリ取りだけをしに来た時の撮ったモノです。
よって製品の品質の高さが、コレだけでは判断出来ないですが。
私がバリを取ってる時に、うん!?今回はちょっと違うな!?バリの
付き方が。。。とか感じたります。

恐らく(予想です)、現場注型職人さんがこの製品を金型にセットした際
に微妙に金具の厚さにバラツキがあったため一工夫してくれたんだと感じ
ました。もし、コレが何かの高級な機械で一度に金型にセットしていたら
この様な状態で製品は出来ていなかったでしょう。
(設備投資出来ないんだろぉ~wwという外野のお声はご遠慮下さいませw)

 

②人間独特な感性が必要なお仕事である

私共のお仕事は、実は色んなモノとの闘いであると言っても過言ではありません。
大きな闘いと言えば

 

  • ゴム剥がれ
  • エアー
  • 異物

 

などがありますが。。。実は、バリ!というモノが結構厄介で私達ウレタンゴム
加工業にとってウレタンゴムバリが手強かったりする事が多いです。このバリを
取るお仕事に手間暇が掛かると納期が遅くなったり、価格が高くなったりして
お客様にご迷惑をお掛けする事があります。

 

よって、如何にバリを少なくして、尚且つバリを取り除くのを簡易にする事
が重要なウレタンゴム加工業のファクターになる時があります。其れを、
可能にしてくれるのが職人さんの独特な感性!なのです。



バリが付く所に離型剤(接着剤の逆)を塗布してくれるとバリが取り除き易く
なるのです。其れも、離型剤の塗布量や塗布する場所を考えて頂かないと
ウレタンゴムの剥離に繋がるので慎重にしないとイケません。



職人さん(人間独特)の感性でそのバリの付き具合が全く変わって来ます。
今の職人さんはその辺りの感性が敏感で有難いですね。

 

 

 

③毎回毎回違う条件が違う現場に人間ならではの機微が発揮できる

私共の会社(こうば)は一部の地域を除いて、大気圧の状態で尚且つ温度・
湿度もその季節・その日によってバラバラです。よって、今日出来ていた
製品が明日には出来なくなってしまう事が往々にしてございます。

それは、ウレタンゴム加工業というモノが化学(バケガク )的なお仕事だと
言えるからですね。熱による化学反応を起こして、注型ウレタンゴム加工業
は仕事として成り立っています。

熱=加温(温度を掛ける)ですね。よって、職人さんは色んな所の熱を測定し
ながら、その温度に合った注型ウレタンゴム加工をしてくれています。
一定の条件というのは私どものお仕事には無いんですよね。





この温度測定器で常に色んなモノを測っていますね。今年のこの測定器の名前は
ミエセス・ノイジーでした。野球でもウレタンゴム加工の現場でも活躍しました。

(あっ、この場をお借りして⚾🐯38年ぶりの日本一有難うございましたww)

 

この様に当社のお仕事はハッキリ言って人間(働いてくれてる職人さん)で持っています。
今現在の職人さんは感性が高く機微もあり優秀です。よって、お客様の色んなお困り事
に真摯に取り組んでくれてます。安心してお仕事のご依頼をして下さいませ。
お待ちしております。


今回も当社、ウレタンゴム加工.COMの株式会社立成化学工業所のブログを
お読みいただき誠にありがとうございました。

皆様!2024年の新年まで後少し頑張りましょう!!

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