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2014.02.26閑話休題

当社は、ウレタンゴム加工業です。

加工業、所謂製造業です。何かモノを作る場合完璧っていう事は有り得ません。

当然、不適合品を出してしまったりすることが有ります。

そんな事が有って、お客様と良く話す内容を取り留めも無く書いていきます。

お客様「ウレタン製品に何か黒い点が製品に入っていますよ」

当社「すいません。それは異物(ゴミ)ですね。当社のような注型ウレタン工場は

   無菌室で作業をしている事は稀で(もし、注型ウレタンゴム加工業のみを生業に

   している会社様で、一定の温度・湿度でやっている会社様が有れば教えて欲しいです)

   コンクリートの打ちっぱなしの床で、空中のゴミは避けられないので(作業的に取り除く

   工夫はしています)どうしても入ってしまいます。検査の段階で出荷しない様に
  
   気を付けます」

お客様「ウレタン製品の上の部分が、表面が引っ張られてモヤモヤって成っていますね。

    これはどうゆう現象ですか!?」

当社「すいません。そのウレタン製品の加工方法は、注型ウレタンゴムのプレス加工品なんです。

   ウレタン製品の形状的にプレス加工でしか出来ないのです。

   それと当社のウレタン製品は液状のウレタン製品で熱硬化型なので、熱盤の上に

   有る金型内で熱硬化して、ベストなタイミング(2000~3000Cps→センチポイズ)で

   プレスをしないと上手く製品に成らないのです。その多少のタイミングのズレが

   ウレタン製品の表面に出て来るんです。その、粘度を表す2,000~3,000CPsを当社では

   測る機械は持っていないのですいません。職人仕事で、職人の勘としか言いようが

   有りません。熱盤の温度は一定・金型の温度も一定・ウレタンゴム材料の温度も一定

   ウレタンゴムの撹拌の時間も一定にしていますが、外気の温度・湿度がその時々に

   よって刻々と変化するので。申し訳ございません」

   っというやり取りを良く致します。

   ウレタンゴムの加工に一番関連が有るのが、温度の影響・湿気の影響か有ります。

   ここを一定に出来るほど、ウレタンゴムの需要が無いと云う事ですかね。

   次回は、ウレタンゴムの粘度について考えてみたいです。

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