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2023.01.20ウレタンゴム屋と電気代高騰の関係性について

本日もコチラのウレタンゴム加工.COMのブログに辿り着いてくださり誠にありがとう
ございます。コチラのブログは主に、熱硬化型注型ウレタンゴム加工のお仕事について
また注型ウレタンゴム材料の物性について、また製造業で大切だといわれております
3S活動についてなどを中心にお話しを展開していきます。何卒宜しくお願い致します。

 


さて今回のお話しの展開は今現在、日本はおろか世界中のいわゆる製造業の現場で問題
になっております電気代の高騰について当社の熱硬化型注型ウレタンゴム加工のお仕事
の関係性に触れながらお話しさせて頂きますね。

 


当社の生業は熱硬化型注型ウレタンゴム加工です。当然お仕事内容に熱!と入ってる事
から想像して頂いたお分かりの様に、電気を使いますよね。火を使っての熱になりますと
ウレタンゴムが硬化はおろか溶融してしまいます。ウレタンゴムの一番の欠点が耐熱性
に乏しい!という事実を考えますと電気を使用するしかウレタンゴムに熱を加える
事が出来ません。

 


よって、夏場で注型ウレタンゴム加工のお仕事が忙しい時の注型(成型)が現場は本当に
サウナの中に居るような感覚です。夏場なのにヒーターを置いてる様になっております。
冬場は少し温まりますので嬉しいです。しかし、工場(こうば)の床はコンクリートの
打ちっ放しなので上半身だけポカポカ温かく下半身は冷え冷えという感じです。

 


現状の注型現場の状況の報告はこれぐらいにしておきます。当社にとっては電気代が
高騰するのは死活問題です。お客様が薄着で当社に来られましたら思わずこの様に
当社オリジナルのジャンパーをお貸しします。

 

 

何故なら、どんな大量のLOTのお仕事を持っていただけるお客様でもエアコンの設定
温度を出来るだけ絞り打ち合わせさせて頂いております。本当に申し訳ございません。

 

 

今回の世界的な電力不足やロシア・ウクライナの戦争により本当にダメージを被って
います。しかしながら、我が熱硬化型注型ウレタンゴム加工の立成化学工業所は
電気代を削ってはイケない所があります。



それは、上記でも述べました通り熱硬化型注型ウレタンゴム加工にとって一番大切な
設備であります❝熱盤❞です。注型する金型をセットしている盤(板)が熱盤なのです。
其処にキッチリ熱が届かないと高品質のウレタンゴム製品が出来ないのですね。

 

 

この様に熱伝導率が良いアルミ板を敷いて金型に熱を送っております。ココに送る熱(電気代)
をケチっては絶対いけません。お客様に良い製品を送れませんので其処だけはたっぷりの熱
(規定値)を送ります。よって熱硬化型注型ウレタンゴム加工をした製品をご注文下さるお客様
はご安心下さいませ。



その代わりと言ったら何ですが、私は寒い中でもこのようなチャンチャンコを付けて頑張って
おります。いつでもお仕事致しますのでドンドンお仕事下さいませ。

 







今回もウレタンゴム加工.COMのブログを読んで頂き誠にありがとうございました。又、
来週も宜しくお願い致します。

 

 

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