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2023.11.02ウレタンゴムの硬度測定: 品質管理の要点!?

本日も晴天の秋日和の一日になりましたね。コチラのウレタンゴム加工.COMの
blogをいつも見て、読んで下さっていますお客様におかれましては如何お過ごし
でしょうか。明日から3連休に入る方が殆どかと思われます。どうぞよい週末を
お過ごしください。


さて、私どもの会社の事になりますが、この季節は一番液状注型ウレタンゴム製品
の物性(当社では硬度で判断)が安定する時期で、現場の社員(職人)さんも現場で仕事
し易くなって来ますので、自然とテンションが上がり余計いい品質の製品が出来る
好循環に成って来ますね。

ただそれだけではございません。私どもが長年取り組んで来た3S(整理・整頓・清掃)
活動が功を奏してなのか!?日々、ウレタンゴム製品の品質がupしている事を私自身は
実感しております。

私共は、その日に生産したウレタンゴム製品とは別に小さなテストピースを取って貰う
様に注型ウレタンゴム加工の現場の社員さんに義務付けております。そのテストピース
は何故必要かと申しますと以下の3つになりますね。

 

  1. お客様の要求される硬度が出ているのか?
  2. ウレタンゴム原材料と架橋剤の配合が間違いないのか?
  3. 熱盤(金型とも言えます)の温度はウレタンゴムの品質が
    保てる
    温度になっているのか?

 

の3つの項目を満足させないとイケませんので、私共は年間250日弱来る日も来る日も
現場の社員さんはテストピースを生産し、私はその翌日(二次加硫後)にテストピースを測定
するお仕事を行っております。

 

 

そのテストピースを1年間会社で保管し、お客様から何かのお問い合わせがあった場合
は履歴を追える様にしております(スイマセン、1年経過したら破棄します)

 

 

当社が属してるウレタンゴム業界、いやゴム業界におけます硬度の公差というのは一般的に
±5度と言われております。例をあげますと。。。お客様が購入して下さるウレタンゴム製品
の硬度が90度の場合。

 

85~95度(90度±5度)

 

まではOK(物性は出てる!)としています。しかしながら、注型ウレタンゴム製品の作る
工程を原理原則に従って行っていますと、大体90度±2度に収まります。今現在(ここ3
~4年)の当社が作っているウレタンゴム製品はその範囲内で入っております。コレは長年
テストピースのウレタンゴム硬度を測定している私が自信を持って言える事です。

 

(お仕事が多いと、当然この様にテストピースの数も増えて来ます)

 

ココからもっともっと、その自信はどこから来るの!?という理由を述べて行きたいのです
が。。。少し話しが長くなりそうですので次回のblogで3S(整理・整頓・清掃)の話しを
絡めながらお話しさせて頂きますね。

 

 

次の月のテストピースも沢山作って貰い、私が沢山測定する!というサイクルが
続くにはコチラのウレタンゴム加工.COMを見て・読んで頂いてるお客様のご協力(
お仕事のご依頼)が必要です。何卒宜しくお願い致します。

 

今の我が社の注型ウレタンゴム製品の物性は特に安定していますので安心して
当社にご依頼くださいませ。宜しくお願い致します。


この度は、当社のウレタンゴム加工.COMのblogを読んで下さりありがとうござい
ました。

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