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2023.11.14ウレタンゴム製品のプロセス:原理原則の重要性と成功の秘訣


ウレタンゴム加工.COMの読者の皆様!いつもコチラのブログをお読み頂き誠に
ありがとうございます。昨日、一昨日から少しずつ寒くなって来ております。コチラの
読者の方におかれましては如何お過ごしでしょうか。かく言う、ウレタンゴム加工の
立成化学工業所の社長である私も10年ぶり位に体調を崩しまして、3日間くらい
寝込んでいました。皆様も是非、お気を付け下さいませ。

さてさて、本題に移らせて頂きます。今回のウレタンゴムのお話しは品質についてです。
ウレタンゴム製品というモノは、勿論化合物であり、その時その時の条件(温度・湿度)に
より色んな顔を見せ、色んな表情を見せるモノです。よって、その表情がいつも同じ様に
笑顔(高品質)になる様、私達ウレタンゴム屋は日々色んな事に気を遣いながら、お客様の
為にお仕事をしてる事を分かって頂きたいと感じています。

 

原理原則!

私達、いやコチラのブログをご覧になっておられるお客様にとっても、生きて行く
上で色んな方にこの熟語をお聴きになり、其れに従って生きて来られたと想像
出来ます。勿論、私達ウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所の会社の生き方も
この原理原則に則って舵を取ってきたつもりです。

 

しかし、恥ずかしながら5年前位の私はその原理原則とは何か?を分かって
いなかったと考えます。4年前位からやっとその原理原則に気づき、其れに則って
して行くとこうまでも上手く行くモノなのか?という事を思い知らされました。

 

私達のウレタンゴム屋にとって一番大切なのは何だろうか!?と考えました。
勿論、経営的な観点から考えますと

 

  1. お客様
  2. 社員さん
  3. 株主さん

 

という事になるんでしょうが。。。ココはウレタンゴム屋という商いにだけに
絞って考えますとやはり、ウレタンゴム屋にとって一番大切なのはウレタンゴム原材料!
なのです。コレを疎かにしていながら、いくら上の3つの方を大切にしても意味はないと
私は考えます。

 

其処で、年間365日!ウレタンゴムの原材料の事を考える様にしました。そうすると、
色んな事が見える様になって来ました。勿論、ウレタンゴムの原材料にとって大切な事は
以前から言っています様に下記の3つになります。

 

  • 温度
  • 湿度
  • 熱履歴

 

この3つがウレタンゴムの原材料というより、ウレタンゴム成型(注型)にとって絶対疎か
にしてはイケない要素です。其処で、この3つを現場の社員さんにより意識をして頂ける
様に毎朝・毎朝必ずしてもらうチェック項目を義務付けました(今までもあったのですが
抜けてしまう日もありました)

 

 

熱盤(金型が載っている)の温度管理を徹底的にする事にしました。又、其れをパソコン
入力する人を別の方にお願いして強制力を掛けさせて頂きました。そうする事で、現場
の社員さんの入力(書き)漏れがなくなりました。実は、コレは案外凄い事なんだと私自身
は思っています。

恐らくですが、、、私も同業他社様の現場を何度か訪問させて貰い、見学させて頂いた事
がございます。しかしながら、この様に実際成型する金型や乾燥炉や熱盤等の温度測定し、
尚且つそれを記録している所を見た事がございません。

 



ウレタンゴム屋さんというのは、ウレタンゴム製品の物性(特に耐摩耗性)を求められます。
その時に、如何に物性を上げるか?と言いますと、ウレタンゴム成型(注型)の原理原則に
従って成型(注型)を行ったかに鍵がある様な気がします。其処を我が社は徹底出来ています。

 

原理原則に従ってウレタンゴム製品を作っている!


と言い切れます。本当にウレタンゴム製品の物性が安定しているのです。其れは、毎朝昨日
の成型(注型)した製品の硬度を測定している私が言うので間違いありません。成功に近道は
ない!
のです。日々、自分達の出来る事をコツコツとやっていくしかないのです。

 

コレかも10年、20年と続く立成化学工業所!この事業が続く限りこの取り組みは一日
足りとも欠かさぬ事が無いよう続けて行きます。

本日はお忙しい中、また寒い中コチラのブログをご覧頂き誠にありがとうございました。
今後とも、ウレタンゴム加工.COMの立成化学工業所をどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

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