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- 3度の温度の違いを敏感に感じるウレタン屋!?
2024.11.013度の温度の違いを敏感に感じるウレタン屋!?
皆様!こんにちは。いつもコチラのホームページウレタンゴム加工.
COMをご覧下さり誠にありがとうございます。本日から11月ですね。
私がサラリーマンをしていた1990年代位(今から30年前)でしたら
冬の到来を告げていたものです。
しかしながら、私は今このblogを書いている出で立ちは、夏用の作業
ズボンに半袖の作業服です。其れでも熱く感じます。どうなったんでしょう
ね!?地球は。。。
さて、本日のblogはウレタン加工にとっては切っても切り離せない❞熱❞に
ついてお話ししていきます。熱と言っても温度だったし湿度だったりもします。
ウレタン加工にとって一番大切な(何度もこのblogで紹介しています)3つの
要素について又触れて行きます。宜しくお願い致します。
今日は暑いな(温度について)、ムッとするな(湿度について)!が
日常会話で異常に出て来るウレタン屋
私達の工場(コウバ)に一番沢山あるモノって何だと思いますか?すこし、皆様も
考えて下さいませ。。。勿論、重量的な事を基準にするとウレタン原料です。しかし
ながら、数を基準にすると何でしょうか?其れは。。。
温度/湿度計!
です。あっ、一つ抜けていました。温度/湿度計を抜いて多いのはタイマーでした。
熱硬化のタイミングが全てのプレス加工にはタイマーが必須なのです。まぁ、それ
は別格として温度/湿度計がやたら多いです。それは何故でしょうか?
そうなのです。ウレタン加工(どちらかと言うと)ウレタン注型にとって温度/湿度
はウレタン製品の良し悪しに掛かわるので、色んな時・場所・タイミングで温度/
湿度計で確認をするのです。
その時々で、現場の社員さんや私達裏方として働いている者も温度/湿度を気に
するのです。温度/湿度が平常ではなく異常な場合どんな不具合が起こるのかを
紹介していきます。
温度/湿度ってウレタン屋にとってそんなに大切なの!?
先の章でも触れました。ウレタン屋にとって如何に温度/湿度を気にするか?を。
温度/湿度が異常時の時にウレタン注型にとってどんな不具合があるのかを検証
してみましょう。
- 温度が高い場合、ウレタン原材料に熱が異常に掛かる(熱履歴が多いのが一番
良くない) - 湿度が高い場合、ウレタン原材料の脱泡で泡が抜けない
- 湿度が高い場合、ウレタン注型の時に金型から泡が上がってこない
(②・③もウレタン原材料の粘度が高くなる←粘っこくなる)
故に、温度/湿度が高い場合は出来るだけウレタン注型のお仕事をstopしたい位です。
それでも、特に温度/湿度が高い梅雨時期はウレタン注型のお仕事は避けたいです。
しかしながら、お客様はFreshなウレタン製品を欲しておられますし、基本的に
当社の場合はフルオーダーメード所謂受注生産で対応していますので、梅雨時期を
避けてウレタン注型のお仕事をする!という事は出来ません。
よって、温度/湿度が高い時でもウレタン製品が高品質が有る為に色んな工夫をして
います。その一つに必ず朝来たら、現場の温度/湿度と攪拌室の温度/湿度を測定して
います。
温度/湿度が高い時のウレタン注型の現場の工夫とは?
当社ウレタン加工の注型現場の温度/湿度が高い時の工夫は如何にしているかを
少しご紹介いたします。
- 常に温度/湿度が分かるように電波時計は温度/湿度を表示しているモノを
採用している - 朝、工場(コウバ)に来た時には朝のウレタン注型現場の温度/湿度確認する
為にパソコンの画面を大きくした液晶画面に朝一の温度/湿度を記録をしている - 常に、非接触の温度計を準備して温度/湿度の異常がウレタン原料や金型に
転移していないかウレタン注型現場の職人さんか確認出来る様にしている
そんな事を徹底していますと、昨日の10月31日の温度/湿度と本日の11月1日
の温度/湿度の違いを大体の肌感覚で分かってくれています。そんな会話を現場の
職人さんはしてくれていました。
↑昨日10月31日は確かに秋の到来を感じる様に温度/湿度も穏やかでした。
↑本日11月1日はまた夏に戻ってしまう?と思わせる様な温度/湿度で現場の
職人さんも作業服を脱いで又半袖のTシャツの作業服に戻っておられました。
ウレタン屋にとって究極の現場環境とは!?
先の章迄、ウレタン屋にとって如何に温度/湿度が重要なファクターになるのか?
をお話ししていました。しかし、実は其れは誤った見解かもしれません。やはり
コレからの少子高齢化社会で私どもの様な小さなウレタン屋が生き残っていくのは、
環境整備された工場(こうば)でウレタン注型をする事だと感じます。
その為にも空調設備が整えられ、温度22度湿度35%位の工場(コウバ)でウレタン
注型をする事が究極の目的であると言えます。
社員さんが常に温度/湿度を気にすることなく一定の条件で一定のウレタン注型品
を創る!事が敷いてはお客様の為になると考えております。
今回のblogはウレタン注型にとって温度/湿度がどれほど大切か!を訴えようと
考えました。しかし、私が間違っていました。しっかりお客様にお役立ち出来
その中から適切な利益を頂き、その利益から環境整備された工場(コウバ)で
社員さんが思う存分力を発揮頂く事を理想にしないとと思い直しました。
ありがとうございました。
本日もコチラのウレタンゴム加工.COMのblogをご覧いただきありがとうございました。
今後ともウレタン加工の事でお困りでしたら是非当社にご連絡下さいませ。
宜しくお願い致します。
- 藤井 裕之
キャロル360のエンジンマウントなんですが、再生できますか?
また、費用の方はいくらくらいになりますか? - 畠中
小林様
コメントありがとうございます。サイクリングパンツの尻パットは作った事はございません。しかしながら、製作出来る可能性はあると思います。ご連絡いただければ幸いです。
- 小林秀規
初めまして、ウレタンゴムの加水分解について調べていましたら御社のhpに辿り着きました。現在弊社ではサイクリングパンツの尻パットを作成→仕入れられる会社様を探しております。御社に実際作成した作例は無いでしょうか?教えてください。よろしくお願い致します。
- 畠中
北山様
コメントありがとうございます。
>姫路方面のお祭りで屋台(神輿)を移動させるのに、鉄車輪にウレタンをまいた車輪を用いた台車を使用しています。
その車輪のウレタンが剝がれているのですが、その様な張替は対応可能でしょうか?勿論、可能です。もし宜しければ姫路に行く予定がありますので
見に行かせて頂く事も可能です。メールにてご連絡下さいませ。畠中
- 北山敏明
姫路方面のお祭りで屋台(神輿)を移動させるのに、鉄車輪にウレタンをまいた車輪を用いた台車を使用しています。
その車輪のウレタンが剝がれているのですが、その様な張替は対応可能でしょうか?
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